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-観賞した韓国ドラマの感想と5つ★満点での採点-

韓国ドラマ「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」感想 / ソ・ユジン×ヨン・ジョンフン主演 頑張り屋のヒロインが本当の家族と自分自身の幸せを探し出すサクセスフルストーリー

あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。

U-NEXTで見放題配信中の「マイ・ヒーリング・ラブ〜あした輝く私〜」全52話、見終わりました。

この作品は、韓国で最高視聴率16.0%、『2018MBC演技大賞』では主演の二人は揃って男女最優秀演技賞を受賞、ヒロインの意地悪な姑を演じたパク・ジュングムさんも優秀演技賞を受賞して3冠を達成した話題作。

全80話と少々長いですが、サブキャラも引き立っていて最後まで飽きずに見ることができました。

今回もなるべくネタバレなしで、見どころ・感想を紹介していきたいと思います。

作品情報

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放送

2018~2019年 / MBC・日 / 全80話

原題:私の愛の治癒記
演出:キム・ソンヨン

マイ・ヒーリング・ラブ〜あした輝く私〜

演出:イ・スヒョン

マイ・ヒーリング・ラブ〜あした輝く私〜

脚本:ウォン・ヨンオク

深夜病院~傷だらけの復讐~

みんなキムチ

もう一度始めよう

マイ・ヒーリング・ラブ〜あした輝く私〜

キャスト

ソ・ユジン:イム・チウ役

ヨン・ジョンフン:チェ・ジンユ役

ユン・ジョンフン:パク・ワンスン役

カン・ダヒョン:チェ・イユ役

冒頭あらすじ

傷つくたびに手を差し伸べてくれたのは、あなたでした―がんばりやの主婦チウが、人生の幸せを掴むサクセスストーリー

主人公チウは、5歳の時に親を失くし現在の母に引き取られた。ダメ夫のワンスンの代わりに、いくつもアルバイトを掛け持ちしながら、家計を支えるチウ。夢のマイホーム建設に向けて掘削機の試験を受けに行き、会場に居合わせた男性ジンユにアドバイスをもらって上手く乗り切ることに成功する。その後、姑たちとの念願の別居を果たすために、新居の契約へ向かうチウだったが・・・。一方、モール建設地域の土地買収のため、地主を接待していたジンユは、車での移動中に軽い追突事故に遭う。すると、事故を起こした男性ワンスンの元に掘削機の試験会場で出会った女性チウが現れる。地主から高額な修理費を支払うよう迫られていたチウの事情をそばで聞いていたジンユは、機転を利かせて手助けするのだった。その晩、ガソリンスタンドでまたもやチウと再会したジンユは、大学時代に思いを寄せていた“ソウル大のお化け”がチウであることに気づき・・・。

「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」オフィシャルサイト|2019.9.4(水)DVD Release

予告編動画


【アジアマガジン : 予告編#1】マイ・ヒーリング・ラブ ~あした輝く私へ~ (2018) - ソ・ユジン,ヨン・ジョンフン,ユン・ジョンフン [2019年9月号]

ハマり度

★★★☆☆

平凡で貧乏な主婦が、実は財閥令嬢でした!という韓ドラ王道シンデレラストーリー。

お決まりの出生の秘密や家族探しを軸とした長編ホームドラマ定番の物語に、ヒロインだけでなく登場人物それぞれが大きな試練を乗り越えて、家族の絆を深めていく過程が描かれています。結末がわかっているだけに、最後まで安心して見ることができました。

が、内容のわりに少々長いです。豊富な波乱万丈エピソードに対し、ラストの中途半端な収め方に拍子抜けでした。主演の二人だけでなく、サブキャラの皆さんの演技がとても引き立っていたのでそれなりに面白かったのですが、その点がちょっとガッカリ。そして、見終わったあとからいろんな疑問が沸々(笑)

しかし、長編ホームドラマで味わえる家族愛の感動や、出生の秘密・嫁姑問題などのドロドロ、登場人物たちのロマンスによる胸キュンなどなど盛りだくさんな内容なので、期待せずに何気に見始めたら意外と面白かった!みたいなドラマだと思います。


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見どころ・感想

このドラマは、自己を犠牲にして家族のために尽くしてきた主人公チウが、5歳の時に生き別れた”本当の家族”と”自分自身の幸せ”を探し出すまでを描いたサクセスフルストーリー。

出生の秘密、嫁姑問題、夫婦間の隠し事、財閥の後継者争い、貧困、格差恋愛などなどの題材がふんだんに盛り込んでありますが、このドラマが他の長編ホームドラマと少し違うのは、ヒロインが既婚者ということ

そして、ロマンスの相手が、子持ちのバツイチ男性で血の繋がりはないものの兄ジンユということ。ジンユの家族構成が少し複雑なのです。

主軸である、ヒロインの家族探しと並行して描かれる2人のロマンスの結末がどうなるのか、最後まで見逃せませんでした。

 

登場人物が多いので、相関図をお借りしてきました↓↓↓

CHART|韓国ドラマ「あした輝く私へ~マイ・ヒーリング・ラブ~」|BS日テレ

CHART|韓国ドラマ「あした輝く私へ~マイ・ヒーリング・ラブ~」|BS日テレ

ヒロイン・チウを演じるのはソ・ユジンさん。韓国で有名な料理研究家ペク・ジョンウォン先生の奥様で3児の母。

私は、彼女の作品を見るのは初めてだったのですが、天真爛漫でとても明るい雰囲気。稼ぎの少ないダメ夫の代わりにバイトをいくつも掛け持ちして家計を支えている、頑張り屋の主婦チウ役にピッタリでした。

そして彼女、とってもスレンダーでビックリ!お子さんを3人も産んだとは思えないスタイルでした。

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そして、財閥の御曹司ジンユ役のヨン・ジョンフンさん。実生活では女優ハン・ガインさんのご主人で2児のパパです。

私は「金よ出てこい☆コンコン」での財閥の御曹司役のヨン・ジョンフンさんしか知らないので、今回のジンユ役は彼のイメージそのまんま。品のある聡明な財閥の後継者役がとても似合います。

2人とも実生活ですでにパパとママだからか、大人の落ち着きがありすぎて、残念ながら、この二人のロマンスに全くキュンキュンすることがなかったです(笑)
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で、チウの旦那ワンスン役にはユン・ジョンフンさん。ワンスンは司法試験に落ち続けている年下夫という設定だけど、実は両親に内緒で、司法試験の勉強を勝手にやめて、フードトラックでハンバーガーを売っているというダメ夫。

チウもチウで、何でこんなダメ夫のために尽くすのか…私には理解できませんでした。とにかく働け!!!としか思えなくて。でも、憎めない愛嬌があるのがワンスンなんですよ~。

チウとワンスン夫婦がどうなるかも見どころです。

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ダメ夫だけでなくワンスン母もチウを悩ませています。演じたのはパク・ジュングムさん。優秀演技賞の受賞も納得の演技(笑)身勝手な奥様を演じさせたらピカイチですね。庶民なのに財閥に憧れすぎて強欲になりすぎた強烈母とワンスンの弟。まともなのは義父だけというワンスン一家でした。


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ジンユの家族は財閥一家。母親以外はまともな感覚を持った人たちばかりかな~と思います。でも、家族関係が複雑すぎ(笑)このお母さんが、チウの失踪に関わっています。これがなかなかの悪女!でも、キツイおばあちゃんのせいもあるのかな…。って思ったり。


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全体的に物語の主軸である、チウの家族探しや失踪の真相、チウとワンスンの夫婦問題、チウとジンユの淡いロマンスなど、イライラしながらもそれなりに面白かったのですが、登場人物に自分勝手な人がやたらと出てきてイライラ~!!!(笑)

姑はもちろんだけど、ジンユの元妻だったり、ワンスン弟だったり、その元カノだったり、チユの妹だったり…。ホント、ありえないんですよ。

散々、騒動を起こしていたわりに、あっさりとみんな丸く収まっている最終回だったので、私の中でモヤモヤが残ってます。

それに、ずっと気になっていた1話で出てきたショベルカー試験のくだり。チユとジンユの出会いのシーンだったのですが、二人とも合格したわりに、結局、最後までそれが生かされるシーンがなかった!家族のためにいつか家を建てるためとか言ってたのに(笑)

その中でも、チウの弟とジンユの妹の二人が初々しく爽やかで、若者らしい恋模様を見せてくれたのがとっても良かったです。唯一のキュンキュンポイントかも(笑)

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最後に

韓ドラのホームドラマって、設定や展開がおかしすぎるでしょ!!!って思うことがたっくさん出てくるんですよね。

それが醍醐味で面白い要因でもあるのですが、小さい子供が迷子になってるのに警察に届けず、そのまま家に連れて帰って育てるとか、現実ではありえないことが、韓ドラの世界では当たり前になっているところが何とも。戸籍はどうしたんだろう?健康保険は?とか細かいことが気になってしょうがない(笑)

そんなことを考えたり、嫌な登場人物にイライラしながらも最後まで見続けられたのは、やっぱりヒロイン・チウに好感が持てたことが一番でした。

それに、チウの養母、義父、実父、親友がとても温かい人だったことも救われました。

ホームドラマでは珍しく、いけずな人といい人のバランスが取れた作品だったんじゃないかと(笑)

どハマりするほどではなかったけど、いい人も悪役もキャラが引き立っていて、最後まで楽しんで見ることができたドラマでした。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

*2020年9月視聴完了*

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