あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです(*^^*)
Netflixで配信中の「グリーン・マザーズ・クラブ」視聴完了。
ママ友の世界って本当、複雑なんですよね・・・。私も一児の母なので共感ポイント満載でとっても面白かったです！
作品情報
-
原題：그린 마더스 클럽（Green Mothers’ Club）
-
放送：JTBC（2022年）／Netflix配信
-
話数：全16話
-
ジャンル：ヒューマンドラマ・サスペンス・ママ友群像劇
あらすじ
舞台はソウルの高級住宅街。子どもの教育熱が異常に高いこの地域では、母親たちが“子どもの成功”を通して自分の価値を競い合っていた。
そんな中、転校してきた イ・ウニョン（イ・ヨウォン） は、息子を通じて近所のママ友たちと関わることになる。最初は穏やかだった関係も、教育・夫・過去… それぞれの秘密が絡み合い、次第に笑顔の裏の「本音」が顔を出していく。
一見キラキラして見えるママたちが、実は“孤独と不安”を抱えながら生きている——
そんな現代の母親たちのリアルな姿を描いた作品。
キャスト
-
イ・ヨウォン（イ・ウニョン役）
元高校教師であり、母親として奮闘する女性。落ち着いた雰囲気の中に強い芯を持つ。彼女の視点で、ママ友社会の狂気が浮き彫りになる。 -
チュ・ジャヒョン（ビョン・チュンヒ役）
表面上は完璧なママ友。優雅さと冷静さの裏に、恐ろしいまでの競争心を秘めている。 -
キム・ギュリ（ソ・ジナ役）
ウニョンの旧友であり、彼女の人生に再び波乱を起こす存在。
知的でミステリアス、どこか危うさのあるキャラクターが印象的。 -
チャン・ヘジン（キム・ヨンミ役）
言いたいことをハッキリ言うタイプのママ。ストレートな性格で物語のバランスをとる存在。 -
チュ・ミンギョン（パク・ユンジュ役）
どこか浮いているママだが、純粋さと優しさが視聴者の癒しに。
ハマり度
★★★★☆
感想
-
「母＝自己肯定感」の等式がしんどい
このドラマの一番の刺さりポイントは、子どもの成績＝母親の価値みたいな空気。テスト一枚、連絡帳の一言、塾の席順…些細なことが“自分の評価”に直結してしまう焦りが、見てるだけで胃がキリキリ。
でも同時に「私もどこかで比べてしまってたかも」と、そっと自分を振り返らせてくれる優しさもありました。お母さんならあるあるかも（笑） -
友情と嫉妬が紙一重で共存するリアル
ママ友って、頼れる味方であり、最も近いライバルでもある。その“矛盾”を、笑顔＋一瞬の目線＋沈黙で見せる演出が上手い。
「助けたい」「羨ましい」「守りたい」「勝ちたい」——感情が同時に存在してしまう、現代の人間関係のむずかしさに共感しまくり！ -
“母”の前に“ひとりの女”としての傷と夢
彼女たちは母である前に、それぞれの過去・挫折・才能・夢を持つ“ひとりの人間”。家庭・仕事・夢の三角関係でバランスを崩す瞬間の脆さと、そこから立て直す強さが丁寧で、見ていて何度も胸が温かかくなりました。 -
夫・家庭環境も“教育レース”の景色を変える
「協力」「無理解」「無関心」「過干渉」…夫のタイプが違えば、母の戦い方も変わる。家族のあり方は“正解がない”ってことを、押しつけずに静かに示してくれるのが好き。 -
子どもの目線が入ることで、ただのママドラマで終わらない
子どもたちの表情や小さな反応が、大人の選択の影響を映し出す。「この一言が、この子の世界を左右するかも」という緊張感がずっと続くから、ラストまで集中切れずに観られました。
まとめ
『グリーン・マザーズ・クラブ』は、勝ち負けの物差しに疲れた心をそっと抱きしめる群像劇。ママ友社会の“毒”だけを煽るんじゃなく、人は比べてしまう生き物だし、それでも手を取り合える――そんな希望を残してくれました。
-
“上手くやる”より**“自分で選ぶ”**が大事。
-
“完璧な母”より**“誠実な母”**でいたい。
-
誰かのペースじゃなく、わが家の歩幅で進めばいい。
胸のチクチクは最後まで消えないけど、その痛みの正体が*「私もがんばってきたよね」って自己承認につながる、そんな余韻の残る一本でした。
観終わって、深呼吸して、お茶一杯。それだけで少し救われるはず(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
＊2022.9月視聴完了＊
