アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
Netflixで4月から配信が始まった「不滅の恋人」全20話、見終わりました。
そんなに期待していなかったのですが、チュ・サンウクさんの演技に魅了され、私は最後まで面白く見ることができました。
作品情報
放送
2018年 / テレビ朝鮮・週末 / 全20話
演出 : キム・ジョンミョン
朝鮮ガンマン
王女の男
不滅の恋人
脚本 : チョ・ヒョンギョン
イニョプの道
不滅の恋人
原題 : 大君(テグン)ー愛を描く
キャスト
ユン・シユン : イ・フィ(ウンソン大君)役
チン・セヨン : ソン・ジャヒョン(チャヒョン)役
チュ・サンウク : イ・ガン(チニャン大君)役
リュ・ヒョヨン : ナギョン役(イ・ガンの妻)
冒頭あらすじ
15世紀、朝鮮王朝に実在した首陽(スヤン)大君と、弟、安平(アンピョン)大君の対立をモチーフに、王位と1人の女性をめぐる兄弟の激しい争いと切ないラブストーリー
朝鮮王朝時代。国王と2人の大君イ・ガンとイ・フィの三兄弟。次男のチニャン大君ことイ・ガンは、幼いころは、病弱な長男の王位継承をおびやかさぬよう宮廷を出され、家族と離れて育った。一方、三男のウンソン大君ことイ・フィは、端正な顔立ちで心優しく、芸術の才能もあり、誰からも愛されていた。次男のイ・ガンは、宮中で育った優秀な弟と比べられ、軽視されることがくやしかった。朝廷の重臣の美しい令嬢チャヒョンは、絵を描くことが大好きなおてんば娘。ある日、花嫁修業を抜け出していたとき、偶然イ・フィと出会い、2人は恋に落ちる。なんと、兄イ・ガンもチャヒョンを気に入るが彼女が選んだのはイ・フィだった。やがて国王の病が悪化し、イ・ガンは王位継承者である幼い甥(おい)から王座を奪ってすべてを手に入れようと動き出す。
そう、弟の恋人チャヒョンさえも…。
命を何度も狙われるようになったイ・フィ。
愛するチャヒョンと甥を守るため、兄との闘いを決意するのだった。
予告編動画
ハマり度・感想
★★★★☆
このドラマは、「王女の男」でも取り上げられた15世紀の朝鮮王朝7代国王世宗(首陽大君)と弟・安平大君の王位継承を巡り勃発したあの有名な争いは、実はひとりの美女との三角関係から始まったのだったら…?という、架空の設定で進む物語です。
「王女の男」と同じ監督だからか、音楽や作品の雰囲気が「王女の男」チック。
大声では言えないけど、2018年の作品にしては全体的に昔の時代劇っぽい印象を受けました。笑
そして内容は原題の「大君ー愛を描く」の方がピッタリの内容。
なぜタイトルを「不滅の恋人」にしたかホントに意味不明です。
視聴率はそこそこ良かったらしいのですが、私の周りの評判はいまいちで…笑
でもでも、私には結構ハマりましたー!
最後まで飽きずに見ることができたので4★です。
王権争いはもちろんですが、これぞ!三角関係という3人の愛憎劇が見どころで、韓ドラお決まりの何度も罠にハマりすぎなベタな展開が単純に面白い。
チュ・サンウク演じる兄チニャン大君に何度も陥れられるユン・シユン演じる弟ウンソン大君、人が良すぎでしょー!と突っ込まずにはいられない展開なのですが、彼もそう簡単にはやられずに着々と仲間を増やし反撃に出るので、弟が兄をどう成敗するのか、チニャン大君は最後どうなるのかが気になり、最後まで見てしまいました。
時代劇のユン・シユンくんを見るのは今回初めてだったのですが、彼って脱げばすごくいい体しているしイケメンなのに、なぜかドラマの中では存在感が薄い気が…笑
韓服が似合ってないのか、特にウンソン大君役にはちょっと弱いなぁと思いながら見てました。
そこだけが残念。
逆にチュ・サンウクさんの悪役王様は圧巻でした。
チニャン大君も母から愛されて育てばこうはならなかったんだろうなと、子を持つ親の立場で見てた自分がいます。
ヒロインを手に入れようと、あれやこれやと仕掛けてくるのですが、だんだんと可哀想に思えてきて最終回なんて泣けてしまいました。
悪役なんだけど、チュ・サンウクさんのあの哀愁漂う瞳が切なさを物語るのですよ〜。
今回も存在感抜群の素晴らしい演技でした!
ヒロイン役のチン・セヨンちゃんに関しては、「オクニョ」や「ドクター異邦人」でいまいちな演技力を見ていたのでちょっと心配していたのですが、このドラマではそこまで気になることもなく、堂々と一途な愛を貫く強い信念を持ったたくましい女性を魅力的に演じていたと思います。
このような陰謀系時代劇は間延びがつきものですが、本作は話数が短めでハラハラドキドキがキュッと味わえます。
それに序盤はラブコメのような入り方なので、時代劇初心者の方にオススメの見やすいドラマです。
*2020年4月視聴完了*
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