*2020年1月視聴完了*
BS11で放送されていた「愛の温度」を見終わりました。
評判がいまいちよろしくないドラマでしたが、私は結構楽しんで見ることができました♪ロマンティックなセリフに思わずキュンとなるような正統派ラブストーリーでした。
作品情報
放送
2017年 / SBS / 全20話
演出 : ナム・ゴン
テバク〜運命の瞬間
愛の温度
脚本 : ハ・ミョンヒ
上流社会
ドクターズ〜恋する気持ち
愛の温度
原作 : ハ・ミョンヒ「優しいスープは電話を受けない」
キャスト
ヤン・セジョン : オン・ジョンソン役
ソ・ヒョンジン : イ・ヒョンス役
キム・ジェウク : パク・ジョンウ役
チョ・ボア : チ・ホンア役
冒頭あらすじ
年齢も価値観も離れた男女が、愛の"最適"温度を見つけていく純愛ラブストーリー
夢のために大企業を辞めて、脚本家のアシスタントとして働くヒョンス(ソ・ヒョンジン)。ある日、後輩のホンア(チョ・ボア)に誘われたマラソンイベントで料理人のジョンソン(ヤン・セジョン)と出会う。会ったその日に6歳下のジョンソンから告白されたヒョンスは、突然の出来事に驚き、からかわれたのかと不快感をあらわにする。後日、人生思うようにいかず落ち込んでいるヒョンスの前に現れたジョンソン。やがて2人の距離は近づいていくが、ジョンソンのフランス留学をきっかけに別れが訪れる。想いを抱えたまま離れ離れになった2人は、5年後、運命の再会をするが…。
予告編動画
■「愛の温度」予告編:2018年8月3日TSUTAYA先行レンタル
ハマり度・感想
★★★★☆+
私は見終わるまで知らなかったのですが、このドラマは脚本家ハ・ミョンヒさんの「優しいスープは電話を受けない」という長編小説が原作になっているそう。
だからかな…
心理描写がとても細かく、セリフひとつひとつがとてもロマンティックで、吸い込まれるように見ていた自分がいます。
小説を読んでいるようなテンポのいいふたりの会話を楽しみながら、「愛ってなんだろう…」とついつい考えてしまうようなドラマでした。
29歳の女と、5歳年下の男の「愛」に対する価値観の違い=温度差をどう埋めていくのか、「愛の温度」という物語は感情の温度差を描いた大人の恋愛ドラマです。
派手さもなく、とってもゆっくりと丁寧に登場人物の揺れ動く心模様に沿って展開されていくのですが、アンニュイな感じで映像も美しく、物語を邪魔しない静かなOSTが全体に流れていて、とても心地よく、私好みのドラマでした。
そして、キャストとキャラがとてもマッチしていて良かったです。
年下男ジョンソンをヤン・セジョンくんが、生活力が安定した年上男ジョンウをキム・ジェウクさん、そしてこの2人から思われるヒロイン・ヒョンスをソ・ヒョンジンさんが演じています。
よくある三角関係なわけですが、このふたりってどちらも、とっても魅力的な男性なのですね。
ヒロインの感情は、最初から最後までブレないのですが、見てるこちらはブレブレ。笑
若くて恋は盲目みたいなジョンソンか、地位も名誉もお金もあるスマートな大人男子ジョンウか…ホントに悩みます。←誰も聞いてないw
何気にジョンソンも料理人として成功しそうな雰囲気があるから、若いからといって貧乏人ではないしな…でも、あの親がついてくる…とか勝手に妄想してしまったり。
ちなみに母親がめちゃめちゃ強烈です。笑
このドラマは、ヒロインと同じように自分だったらどっちの男性にするかな…なんて、ドキドキときめきながら楽しめました。
最近、私の中で急上昇中のヤン・セジョンくん。
「ドクター キム・サブ」のときには眼中にもなかったのに(笑)、「 30だけど17です」に引き続き、ジュンソン役も彼の魅力満載で、あの優しい笑顔にとっても癒されました。
毎日、彼に恋してたかもしれません。
そして、キム・ジェウクさん。
パク・ジョンウという男性は、無償の愛でヒロインを包み込む足長おじさんみたいな存在でした。
ちょっとしつこいんじゃない?と思うこともあったのですが、今回のジョンウ役、最後までとても良かったです。
ソ・ヒョンジンさんは、さすがロマコメクイーンと呼ばれているだけあって、自然体の演技がとても素晴らしかったです。
ヤン・セジョンくんとソ・ヒョンジンさんカップル、とても美しく品があり好きでした。
料理も温度が違えば不味くなるのと一緒で、愛も温度が違えばすれ違う一方です。
育った環境が全く違うふたりが、どうやって愛の温度を同じにしていくのか、登場人物の細かい心理描写を一緒に追ってみてください♪
mamiのオススメOST