アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2017年12月に視聴した「ファン・ジニ」の感想を紹介したものです。
*2019年10月26日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年3月14日に再度公開しました。
作品情報
放送
2006年 / KBS・水木 / 全24話
演出 : キム・チョルギュ
ファン・ジニ
マザー 無償の愛
自白
脚本 : ユン・ソンジュ
大王世宗
ファン・ジニ
秘密の扉
キャスト
ハ・ジウォン : ファン・ジニ役
キム・ヨンエ : ペンム役
チャン・グンソク : ウノ役
キム・ジェウォン : キム・ジョンハン役
冒頭あらすじ
16世紀中宗時代、朝鮮王朝時代最高の芸妓ファン・ジニの波乱に満ちた一代記を描く歴史大作ドラマ。
時は16世紀の朝鮮王朝時代。両班の父と、妓生(キーセン)の母ヒョングム(チョン・ミソン)の間に生まれたチニ(幼少期:シム・ウンギョン)。妓生の娘は、芸妓として生きることを運命づけられていた時代に、母は娘に自分と同じ道を歩ませたくないと幼い頃から娘を寺に預けた。しかしチニ(ハ・ジウォン)は母を探すために寺を抜け出し、偶然見かけた妓生の踊りを見て美しさに惹かれてしまう。そして母の反対を押し切って自ら妓生の世界へと足を踏み入れ、天性の舞踊の才能を開花させる。 厳しい師匠ペンム(キム・ヨンエ)との確執、ライバルの妓生プヨン(ワン・ビンナ)との競い合い、そして、チニに思いを寄せる男たちとの悲恋・・・。切ない苦しみの中で、チニは、真の芸の道を究めていく・・・・。
ハマり度・感想
★★★★☆+
このドラマは、美しく切ない涙なしでは見れなかったドラマでした。
ハジウォンの演技にひきつけられ、すごくハマりました。面白かったです!
ファン・ジニという女性は、16世紀の朝鮮王朝時代に名をはせた実在の名妓で、妓生(キーセン)としての資質、踊りや琴のみならず、詩や絵画や文学的才能に恵まれていた人物です。
そして、かなりの美貌の持ち主で、たくさんの男性との恋愛遍歴があったそうです。
ドラマの中では、ファン・ジニのキーセンとしての苦悩や葛藤と共に、2人の男性とのラブストーリーが描かれています。
主人公ファン・ジニを演じたのは「奇皇后」や「シークレットガーデン」のハ・ジウォンさん。
彼女のファン・ジニ役は絶品で、あでやかな美しい衣装で舞う姿の裏に隠された、キーセンとして一生を生きなければいけない哀しさを、目と舞の演技で見事に演じてくれていました。
ハ・ジウォンのキーセン役、美しすぎました。
彼女は、意志の強い女性役が本当に良く似合いますね。
そしてファン・ジニを取り巻く2人の男性。
どちらも当時は許されない身分違いの恋愛です。
前半は、初恋の相手ウノを演じたチャン・グンソクとのピュアなラブストーリーを繰り広げていきます。
悲しすぎるストーリー展開にピッタリすぎるOST効果でとにかく涙が止まらず大号泣。
このシーンが1番泣けました。
初々しいグンちゃんが素敵でした。
そして後半は、キム・ジェウォンが演じるキム・ジョンハンとの大人のラブストーリーが繰り広げられます。
ファン・ジニがキーセンとして成功を納めるために、自分の気持ちを抑えながら、そっと彼女を見守るキム・ジョンハン(キムジェウォン)がとても紳士的で良かったです。
2つのラブストーリーと師匠との愛憎劇でストーリー展開されていくのですが、最終的にファン・ジニはどんな人生を選択したのか。
愛を選んだのか、芸の道を選んだのか。
我々、現代女性にも当てはまるテーマのような気がしました。
全体的に哀しい物語ですが、どんどん引き込まれてしまう見応えありのドラマでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*2017年12月視聴完了*
mamiオススメOST
非常に切ない物語をさらに引き立てているOSTがこちらです。これを聞いただけでグンちゃんのあのシーンが蘇ってきます〜涙