韓国ドラマ「ファンタスティック〜君がくれた奇跡〜」感想 / キム・ヒョンジュ×チュ・サンウク主演　”今”を幸せに生きことの大切さを伝える「期間限定」ラブコメディ

＊2019年10月視聴完了＊

あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。

Amazonプライムで配信中の「ファンタスティック～君がくれた奇跡～」全23話、見終わりました。

病気をテーマにしているのでシリアスなドラマかと思いきや笑いあり涙あり。見終わったあとにはとても心が温まる素敵なドラマでした。

作品情報
冒頭あらすじ
予告編動画
ハマり度・感想
mamiオススメOST
商品情報

作品情報

放送

2016年 / JTBC / 全16話

演出：チョ・ナムグク

完璧な恋人に出会う方法

追跡者〔チェイサー〕

ファンタスティック～君がくれた奇跡～

脚本：イ・ソンウン

悲しき恋歌

ファンタスティック～君がくれた奇跡～

出演

キム・ヒョンジュ：イ・ソヘ役

チュ・サンウク：リュ・ヘソン役

パク・シヨン：ぺク・ソル役

ジス：キム・サンウク役

キム・テフン：ホン・ジュンギ役

冒頭あらすじ

”未来"の幸せのため、様々な犠牲を払い、多くのことを後回しにしてしまう現代の人々に「“今"を幸せに生きる」ことの大切さを泣けて笑えるストーリーで伝える、感動の「期間限定」ラブコメディ!

数々のヒットドラマを生み出した売れっ子脚本家のイ・ソヘ(キム・ヒョンジュ)。
自他ともに認める“超"が付くほどのワーカホリックで、稼いだお金を使う時間もろくに持てず、貧しい姉家族の生活を支える日々を送っていた。
そんなある日、次回作の主人公に人気俳優リュ・ヘソン(チュ・サンウク)がキャスティングされたことを知り、激怒するソヘ。
なぜならヘソンは“宇宙一の大スター"と呼ばれるほど大人気俳優でありながら、自他ともに認める“超"が付くほど演技が下手な大根役者だったのだ。
実はこの二人、かつて同じドラマでタッグを組もうとしたことがあり、当時は互いに恋心を抱く仲だった。
が、あることがきっかけでソヘはヘソンを「大根役者」「キャスティングNG俳優」として毛嫌いするようになる。
一方、ずっとソヘを思い続けていたヘソンは、ソヘの新しいドラマに出て「大根役者」という汚名を晴らし、
いいところを見せようと必死で頑張るがすべて空回り!
ソヘはそんなヘソンには目もくれず、優しいイケメン主治医ホン・ジュンギ(キム・テフン)のことが気になっていたが、
いつの間にかジュンギとヘソンの間で気持ちが揺れ始める。そんな中、ヘソンはソヘが末期ガン宣告を受けていたことに気づき…。

予告編動画

【公式】「ファンタスティック～君がくれた奇跡～」予告編

ハマり度・感想

★★★★☆

序盤でいきなりヒロイン・ソヘ(キムヒョンジュ)が末期の乳がんで余命宣告を受けるので、これは重たいテーマのドラマなのかと思って見ていましたが、蓋を開けてみると、ラブコメとヒューマン要素がうまいバランスで盛り込まれた非常に良くできた作品でした。誰もが迎える死を前に、いかにファンタスティックに悔いのない人生を生きるか、今が本当に幸せなのか…を考えされられるドラマとなっていました。

ラブコメ部分は、トップスターなのに大根役者っていう役を演じたチュ・サンウクさん。見事な大根役者っぷりを演じてくれて、とっても楽しませてくれました。ホントに大根役者にしか見えなかったのが素晴らしいと思いました。彼に情けない役をさせたらピカイチ。

し・か・し！！！本作での見どころは、断然ソヘ(キムヒョンジュ)の主治医役のキム・テフンさん！彼もまた医者だけどガン患者という設定。キム・テフンさん演じるジュンギが、非常に重要な役を担っていて、とても素敵でした。「死」＝怖いというイメージを払拭させてくれる見事な演技と脚本はとても素晴らしかったです。こんな終活もあるんだなぁと関心したのと同時に今後の参考になりました。たまたまですが、私は立て続けにキム・テフンさん出演のドラマを見ていたにも関わらず、彼の魅力に全然気付いていませんでした。本作のキム・テフンさん、ほんとに素敵でした。

脚本家とトップスターと主治医の三角関係や、友情も見どころですが、同時進行で進むパクシヨンさんとジスくんのラブラインもいい感じなのです。

病気がテーマですが、恋愛、友情をたくさん盛り込んだ明るいドラマだったので軽く見ることができるのも良かったです。ソヘの友達ソルの婚家だけは、最初から最後までムカつきましたけど、あとは◎。

未来の幸せのために、多くのことを後回しにしてしまう現代の人々に、「“今”を幸せに生きる」ことの大切さを教えてくれる心に響く作品でした。見て損はないですよ〜。