*2018年2月視聴完了*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2018年2月に視聴した「ジャイアント」の感想をご紹介したものです。
作品情報
放送
2010年 / SBS / 全60話
演出 : ユ・インシク
ジャイアント
演出:イ・チャンミン
ジャイアント
脚本 : チャン・ヨンチョル
ジャイアント
モンスター~その愛と復讐~
脚本:チョン・ギョンスン
ジャイアント
モンスター~その愛と復讐~
出演
イ・ボムス:イ・ガンモ役
パク・ジニ:ファン・ジョンヨン役
チュ・サンウク:チョ・ミヌ役
ファン・ジョンウム:イ・ミジュ役
冒頭あらすじ
これはハマる!ひとつの銃弾で引き裂かれた家族。激動の韓国現代史の中、激しい運命に抗い生きた兄妹の愛と希望のエンターテイメント超大作ドラマ。
1970年、釜山。12歳のガンモは貧しいながら、両親と兄妹と共に幸せに暮らしていた。そんなある日、金塊密輸の情報を知った軍保安部隊長チョ・ピリョンは、金策に奔走する万宝建設社長ファン・テソプを誘い込み金塊奪取計画を実行する。何も知らず計画に巻き込まれてしまったガンモの父デスは、ピリョンに射殺されてしまう。兄ソンモが事件を目撃したことから命を追われる身となり、幸せだった一家は逃亡を余儀なくされる。途中で母は事故で命を落とし、兄妹は生き別れになってしまう。その後、ソウルで靴磨きをしながら一人で生きていたガンモは、客として出会ったテソプの危機を救ったことから一家に引き取られる。学校にも行くようになるが、同じクラスになったピリョンの息子ミヌはガンモを見下し、二人は対立していく。一方、逃亡中に米軍に助けられたソンモは、そこで皮肉にも再会したピリョンの信頼を得て部下となり、復讐の機会を窺っていた…
予告編動画
ハマり度・感想
★★★★☆
このドラマは、1960年〜1980年代の江南開発を背景に、父親を殺され、母親も追っ手から逃げる中で亡くなり、バラバラになった兄妹3人の復讐と成功、そして愛の物語を描く物語ですが…とにかく長いです。
しかし、行き別れた兄弟が再会したあたりからの復讐劇がかなり面白く、あっという間に完走してしまいました〜♪
見出したらホントにハマりますよー。
毎回、視聴者の予想と期待を裏切る様々などんでん返しが待っていて、息つく間もなく、ずっと肩に力が入りっぱなし。
先が気になりすぎて視聴が止まらない。笑
スケールも大きく、非常に良くできたストーリーになっていて、脚本の良さが光るドラマだったと思います。
韓国では、とても視聴率が良かったのも納得でした。
長編ドラマなので、キャストもたくさん出てくるのですが、それぞれが主役であるかのようなキャラ設定になっていたのも良かったと思います。
このドラマでの一番の収穫は、主人公ガンモの兄ソンモの青年時代を演じていたのが、今じゃ大スターのキム・スヒョン君なんですよ!
セリフが少なめながらも、賢くて責任感がある優しいソンモを、キム・スヒョン君独特の「目線と動作」で物悲しげに語る姿は、演技力の高さを証明していました。
しかし、そのキム・スヒョン君からパク・サンミンさんにバトンタッチしたときは、爽やか青年から一気に中年おじさんになり、かなりショックでしたが、見ているうちにそれも慣れました。笑
物静かだけど、愛情深くて、いざというときには弟と妹をしっかりと守る素敵なソンモ兄ちゃんでした。
主人公ガンモ役のイ・ボムスさん、お初にお目にかかったのですが、小柄なのに存在感抜群!
ガンモのキャラも良かったし、演じたイ・ボムスさんも良かったし、すっかり魅力にハマってしまいました。
ただ、残念ながらパクジニさんとのラブラインはいまいち。パク・ジニさんの身長が高すぎて、キスシーンを見ても全然キュンキュンしなかったのが残念です。
ラブラインは、チュ・サンウク演じるミヌとファン・ジョンウム演じるミジュが一番良かったかな。
あと、ベテラン俳優のチョン・ボソクさんとイ・ドクファさんの圧倒的な存在感のおかげで、このドラマが成り立っていると言っても過言ではないです。
特にチョン・ボソクさん演じる悪役チョ・ピリョンが相当しぶとくて強いんです。
倒しても倒してもまたやって来るみたいな。笑
最後の方はちょっとしつこすぎでしたけど、見事な悪役を演じてくれたチョン・ボソクさん、優しい役も悪役も両方できる振り幅の大きな素敵な俳優さんで、最高でした!
見出したら夢中になって見てしまう、ラストもスカッと気持ちがいい、老若男女どなたにもオススメしたいドラマです。
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