*2019年3月視聴完了*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2019年3月に視聴した「傲慢と偏見 」の感想を紹介したものです。
自己紹介→https://mamire.hateblo.jp/entry/2019/09/05/215849
作品情報
放送
2015年 / MBC / 全21話
演出 : キム・ジンミン
脚本 : イ・ヒョンジュ
出演
チェ・ジニョク:ク・ドンチ役
ペク・ジニ:ハン・ヨルム役
チェ・ミンス:ムン・ヒマン役
ソン・チャンミン:チョン・チャンギ役
冒頭あらすじ
法と原則、愛と正義を武器に、闇に葬られた真実に挑む検事たちの奮闘を描く、常識を覆す異色の法廷サスペンス&ラブドラマ。
仁川(インチョン)地検に研修のため初出勤したヨルム(ペク・ジニ)は、検察庁の前で偶然、元恋人で主席検事のドンチ(チェジニョク)と遭遇する。ドンチはヨルムとの再会に喜ぶが、そんな彼とは対照的に、ヨルムは復しゅうをしに来た、とドンチに宣言した。
その後、同じチームに配属となった2人は、ある日、露出狂を捕まえるために現場調査に向かうが、そこでドンチはわざとヨルムを困らせる行動を取る。さらに、元恋人であることを隠したいヨルムの気持ちをよそに、ドンチは捜査官ガンス(イ・テファン)にヨルムと付き合っていたことを暴露してしまう。困惑するヨルムに、ドンチは過去の話を切り出した。
2人の出会いは5年前―。ドンチがヨルムに猛アタックし、急速に距離の縮まった2人だったが、10カ月後、急にヨルムがドンチのもとから去って行った。
ドンチはヨルムに「あの時、自分は本気だった」と告げ、ヨルムに復しゅうすると宣言。以前恋人だった2人は、敵同士となってしまう…。ヨルムが、ドンチから離れていった本当の理由とは? そして、2人を取り巻く壮絶な運命とは?BS朝日から引用
予告編動画
ハマり度・感想
★★★★☆
このドラマは、15年前に起きたヨルム弟殺人事件が軸になって展開される法廷サスペンス。偶然出会った人たちが、実はこの事件に関わっていたっていう韓ドラあるある狭い世界のお話。
結論から先に言うと、難しいドラマでした。
とにかくストーリー展開が不親切!笑
突然、シーンがバサっと切られたり、ばら撒かれた伏線の回収なども特にされないなど、集中して見ないと分かりづらいドラマだったのですが、私は物語も俳優陣の演技力にも見応えがあったので大満足でした。
1話1事件なので、序盤はわかりやすかったのですが、徐々に複数の事件が絡み合って、登場人物の謎解きドラマのように、常に頭の中は???で展開していきます。笑
姿を現さず名前だけが出てくる登場人物もいて、途中から誰が誰で、何がどうなってるのかちんぷんかんなときも…
何度、巻き戻ししたことか…笑
てっきりチェ・ジニョクさん演じる主人公ドンチとペク・ジニちゃん演じるヨルムのラブがメインで進むとばかり思って見始めたら、とんでもなく恋愛モード少なめ。
誤解がもとですれ違った元恋人の再会からスタートするけど、ストーリー展開の中でこの2人の感情を追うことはありません。
子供の殺人事件という重たい題材の中に、ちょっと息抜きができるパーツとでもいいますか、ほっこりできるような2人のやり取りが要所要所でコミカルに描かれていました。
2人が抱えている問題を解決しない限り、関係はスタートしないという軸が、最初から最後までブレなかったのも良かったです。
チェ・ジニョクさんとペク・ジニちゃんの身長差に萌えながらも、私を最後まで釘付けにしたのはチェ・ミンスさん演じるムン部長でした。
実は「ロードナンバーワン」の中隊長のときも釘付けにされちゃったんですけどね。笑
表向き主役がドンチとヨルムだとすると、裏の主役はムン・ヒマン。
誰の足元にも及ばないという人物でした。
それをチェ・ミンスさんが演じているんだから、見た目もさる事ながら話し方も怖い、怖い。
いい人なのか、悪い人なのか、敵なのか、味方なのか、何を考えているのかさっぱりわからないムン・ヒマン。
こんな複雑な人物像を華麗に演じたチェ・ミンスさんにすっかり引き込まれ、途中から夢中でムン・ヒマンを追う自分がいてました。
後半なんて目が離せなかった。
ミステリー好きにはたまらない、そんな!まさか!みたいな驚きの連続と、傲慢や偏見が鮮やかに破られた最終回。
事件解決後も謎が多く残り、物議を醸し出しそうなラストでしたが、斬新なストーリー展開と、チェ・ミンスさんを堪能できたので私は大満足でした。
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