あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。
Netflixで配信中の「保健教師 アン・ウニョン」全6話、見終わりました。
かなーり癖のある世界観で、凡人の私には、面白いのか面白くないのかさえもわからなかったです(笑)
全くハマれなかったので、簡単感想になります。
作品情報
放送
2020年 / Netflix / 全6話
演出:イ・ギョンミ
映画『荊棘(ばら)の秘密』
映画『ミスにんじん』
保健教師 アン・ウニョン
原作:チョン・セラン「保健室のアン・ウニョン先生」
脚本:チョン・セラン
保健教師 アン・ウニョン
キャスト
チョン・ユミ:保健教師 アン・ウニョン
ナム・ジュヒョク:漢文教師 ホン・インピョ
冒頭あらすじ
人知れず人々を救う運命を背負い、他の人に見えない悪霊と対峙して退治していく保健室の先生、アン・ウニョンの日常が描かれるファンタジードラマ
新しい高校に赴任したアン・ウニョンには、学校に住みついた悪しき霊など、人には見えない超常現象が見える能力が備わっている。 アン・ウニョンはおもちゃの剣を振りかざし、自分のエネルギーを消耗しながら、人知れず悪霊を退治していく。
そのアン・ウニョンの不思議な動きに気づいたのは、同僚の漢文教師ホン・インピョ。アン・ウニョンもまた、ホン・インピョが特別なエネルギーをまとっていることに気づく。そのエネルギーによって自身の霊力を回復できることを知ったアン・ウニョンは、ホン・インピョと共にこの学校の超常現象に立ち向かっていく。
【あらすじ】Netflixドラマ『保健教師アン・ウニョン』原作者チョン・セランが手がける脚本に注目。9月25日配信開始【出演者・監督・予告編】 | VG+ (バゴプラ)
予告編動画
ハマり度
★★☆☆☆
独特の世界観なうえに、展開が早すぎて全くついていけず、面白い!と思えるまでいかなかったことで、私のハマり度は2★(笑)
終盤の展開が想像していたものとは違ったことと、先が気になる終わり方だったので、もうちょっと見たいな…とは思いましたが。
先に原作を読んだ方からは、忠実に実写化されていて面白かった!と聞いたりもしたので、よくできた作品なのでしょうね。
ストーリーはさておき、主人公のチョン・ユミさんとナム・ジュヒョク君のコンビは、歳の差も気にならずとても良かったですし、生徒を演じた役者さん達の演技も素晴らしかったです。
この作品、もう1度見れば3★もしくは4★になるかも!(笑)
見どころ・感想
この作品は、小説家チョンセラン先生の連作短編集『保健室のアン・ウニョン先生』がNetflixオリジナルドラマとして実写化された物語。
幼い頃から人には見えない謎の”ゼリー”や死んだ人が見える主人公の保健教師アン・ウニョンは、人知れずこの”ゼリー”を退治しながら生きてきたのですが、退治するために出てくるアイテムが、なんとBB弾とおもちゃの剣!(笑)めちゃくちゃ斬新でした。これだけでも笑えるのですが、なんとこのアイテムたちには、
・BB弾は1日22発(場合によっては25発)
・剣のタイムリミットは15分
という、セコイ制限付きというところがまた面白いのです。
この”ゼリー”は、人の邪念だったり、化け物だったりして、人間に憑りついて悪さをするのですね。
ウニョンが赴任した学校では、この化け物たちの仕業で生徒たちが次々とおかしくなっていくという怪現象が起きます。ウニョンはおかしくなった生徒たちを助けるために、一人で化け物に奮闘するのですが、実はこの学校には、とんでもない秘密があった…という、ミステリー要素も楽しめるドラマです。
CG技術が素晴らしくて、ゼリーのぷにぷに感がとってもかわいいんだけど、たまに出てくる虫のゼリーの大量発生シーンは気持ち悪い。かなりリアルなので、虫嫌いの人にはちょっときついかも。
相変わらずナチュラルビューティーなチョン・ユミさん。ちょっとぶっきら棒な喋り方や演技がウニョン役にとってもハマっていました。おもちゃの剣で戦うユミさんが可愛かったです。
そして、ナム・ジュヒョク君が演じる不思議なオーラを持つ漢文教師のホン・インピョは、本人は気づいていないんだけど、とんでもなくすごい能力の持ち主。
オーラがあるからゼリーたちも彼には憑りつけないし、何より一番の効果はウニョンの体力が回復すること!!!しかも、弾切れになったBB弾も復活できちゃう(笑)
この効果に気づいたときのウニョンの顔がちょっとコワイw
ナム・ジュヒョク君はいつ見ても爽やか。地味な漢文教師という役なんだけど、やっぱりカッコいい!(そこしか見てないw)
アヒルが出てくるシーンでは、三食ごはんを思い出したりと、結構、楽しませてもらいました。
まとめ
独特なOSTと、最新技術を駆使して作られたウニョンにしか見えない世界観が短編映画を見ているようで、とてもうまく表現されていたと思います。
幼い頃から悪霊退治という自分の宿命への葛藤抱えているウニョンが、生徒を一生懸命に守ろうとしている姿には心を打たれ、ジーンとさせられるものがありました。
最後に
おもちゃの剣やBB弾で化け物と戦うヒーローものかと思いきや、実はそれだけではない人間の醜態な部分も描かれていて、そのあたりをもう少し深堀して欲しかったなと思います。
50分×6話にしては、内容が詰め込まれ過ぎていました。あまりにも現実離れしたストーリーと、展開の速さについていけず、ハマる前に終わってしまい、面白さが半減してしまったというのが率直な感想です。
原作を読んでから見るか、何度も見るかしないと、このドラマの本当の面白さはわからないかもしれませんね。私の勝手な意見ですが…(笑)
キャストの演技はお見事でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*2020年10月視聴完了*
小説家チョン・セラン先生の作品情報