*2017年12月視聴完了*
アンニョン♪韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2017年12月に視聴した「秘密の扉」の感想を紹介したものです。
作品情報
放送
2014年 / SBS / 全24話
演出 : キム・ヒョンシク
カインとアベル
サイン
乾パン先生とこんぺいとう
ファントム
怪しい家政婦
秘密の扉
2度目の二十歳
アバウトタイム~止めたい時間~
脚本 : ユン・ソンジュ
大王世宗
約束の恋人
秘密の扉
病院船~ずっと君のそばに~
出演
ハン・ソッキュ:イ・グム(英祖)役
イ・ジェフン:イ・ソン(思悼世子)役
キム・ユジョン:ソ・ジダム役
パク・ウンビン:恵慶宮洪氏役
冒頭あらすじ
朝鮮王朝史に残るこの悲劇に新たな解釈を施し、殺人事件というフィクションを織り交ぜた本格ミステリー時代劇
1754年、在位30年を迎えた朝鮮第21代王の英祖。自身を支持する老論派と、兄の景宗を支持する少論派の党派争いに巻き込まれ、幼い頃から暗殺や処刑の危機にさらされてきた彼は、生き延びるために老論派に従い、王となった。一方、英祖の息子イ・ソンは、地位と権力を約束されて生まれた世子。現在は父の代理で政務を執り、名君となるべく修業中だ。
好奇心旺盛なソンはある日、唯一の友である画員のシン・フンボクを連れ、身分を隠して街に出かける。違法と知りつつ貸本の取引を試みたソンは捕校に怪しまれるが、美しく聡明な貸本屋の娘ソ・ジダムの機転でその場を切り抜ける。
王宮に戻ったソンは独断で「民のために貸本業と出版を許可する」と宣言するが、老論派の重臣たちは猛反対。英祖もまた激怒し、譲位宣言という切り札を使ってソンを阻止するのだった。
そんな中、先代王・景宗が眠る王陵の井戸から、フンボクが死体となって発見される。捜査の結果、その死は自殺として処理され、逆賊とみなされたフンボクの家族は奴婢に貶められてしまう。ソンは親友の汚名を晴らすために再捜査を始め、フンボクの最期を目撃したジダムを秘密捜査官に任命。ジダムの力を借りながら事件の謎を追ったソンは、やがて父・英祖が隠し通してきた“連判状”にまつわる秘密の扉を開くことになるが…。
予告編動画
ハマり度・感想
★★★★☆
実際にあった、朝鮮国王21代英祖(トンイの息子)が息子イ・ソン(のちのサドセジャ)を米びつに閉じ込め餓死させた有名な「米びつ事件」と、ミステリーをミックスさせて製作されたフィクションドラマ。
全体的に暗く、ラブストーリーもない、とっても真面目なドラマでしたが、主人公のハン・ソッキュとイ・ジェフンの熱演ぶりがとても素晴らしく、かなり見応えのある親子対決で面白いドラマでした。物語もひとつひとつ丁寧に作られていて、映像やインテリアがとても美しかったのも良かったです。
前半は連続殺人事件、後半は親子争いや派閥争いなど普通の時代劇としてストーリーは展開されていきます。前半の宮中ミステリーで重要な役を担っていたソ・ジダム役のキム・ユジョンちゃんが存在感抜群でとても良かったです!しかし、後半、ユン・ソヒさんにバトンタッチしてから、ジダムの存在感がなくなりほとんど出てこなくなったのがちょっと残念でした。ユン・ソヒさんが、ジダムのキャラに合っていなかったような気もするかな…ミステリー部分がもう少し欲しかったな〜という印象です。
ラストは史実通り、悲しい結末を迎えるわけですが、最後に出てくる「私はサドセジャの息子だ」という朝鮮王朝第22代王・正祖の言葉にとっても心が救われ大満足の終わり方でした!
なんと、これは名作「イ・サン」へ続く終わりエンディング。素敵な演出をしてくれた監督に感謝です。
物語の中でも「イ・サン」に繋がるな〜と思わせるセリフが出てきていたので、「イ・サン」ファンにはたまらないドラマになっていると思いました。
主人公2人だけでなく、サブキャラの名優さんたちの演技も素晴らしかったので、史劇ファンならぜひ一度は見ていただきたい作品です!
「トンイ」→「秘密の扉」→「イ・サン」と視聴すると時代背景が繋がってわかりやすい!
「トンイ」「イサン」とっても面白いのでオススメです!
mamiオススメOST
OSTは時代劇らしくないこちらの曲をセレクト♪