アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2018年1月に視聴した「製パン王 キム・タック」の感想を紹介したものです。
*2019年10月30日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年3月19日に再度公開しました。
作品情報
放送
2010年 / KBS・水木 / 全30話
演出 : イ・ジョンソプ
製パン王キム・タック
脚本 : カン・ウンギョン
九家の書
栄光のジョイン
製パン王キム・タック
出演
ユン・シユン : キム・タック役
チュウォン : ク・マジュン役
ユジン : シン・ユギョン役
イ・ヨンア : ヤン・ミスン役
冒頭あらすじ
世界で一番幸せなパン、できました。異母兄弟の葛藤と、名門一族に渦巻く陰謀の行方は?さまざまな社会現象を巻き起こした“見て食べたくなるドラマ”。
コソン食品の会長ク・イルチュン(チョン・グァンリョル)の妻インスク(チョン・インファ)は後継者となる息子を産むことができず、姑から冷遇されていた。そんな中、コソン家の使用人のミスン(チョン・ミソン)がイルチュンの子供を身ごもる。激怒したインスクは予言者の「夫との間に息子は授からない」との言葉を受けて秘書のハン・スンジェ(チョン・ソンモ)と関係を持ち、念願の男児を身ごもる。ミスンはインスクから危害を加えられることを恐れて身を隠し、密かに息子のタック(ユン・シユン)を出産する。やがて小学生に成長したタックは母から自分の素性について明かされ、コソン家に引き取られるが、その直後、母は何者かに拉致されてしまう。
12年後、コソン家を飛び出して母を捜し続けるタックは、手掛かりを求める中でパルボンのパン屋に流れ着く。一方、コソン家の後継者として成長したインスクの息子マジュン(チュウォン)は技術を得るためにパルボンに弟子入りする。奇しくも同じ師匠の元に身を寄せた異母兄弟は、パンの技術、恋、そして後継者争いでも火花を散らすことになるが…。
ハマり度・感想
★★★★☆
このドラマ、2010年に制作されていますが、物語の舞台になっているのは、韓国が経済成長に向かって急速な変化を遂げた70年代から80年代です。
ですので、何もかもがすごいレトロ!
きつい方言も出てきて、田舎臭いし、古臭っ!っていうのが最初の印象でした。
もちろん携帯電話も出てきません。
あー、この時代に自分も青春時代を送っていたらこんなだったのねーと、ちょっと新鮮でした。笑
この時代だからなのか、このドラマ、跡継ぎが生まれないことが全ての始まりなのですね。
なので、出生の秘密や、異母兄弟、財閥の陰謀、嫁いびり、不倫などのドロドロ要素オンパレードで始まるのですが、大人役にバトンタッチしてからは、四角関係のラブライン、親子愛、師弟愛、パン職人たちの情熱など、見どころが盛り沢山でどんどん面白くなります。
しかもパンがとても美味しそうで食べたくなること間違いなし!笑
ただ暗いだけのドラマじゃなく、いつも笑顔の主人公タック(ユンシユン)の不思議な魅力で、周囲の人間を味方につけながら、1つずつ困難を乗り越えていく姿に元気がもらえる、そんなドラマでした。
これが老若男女に支持され、視聴率50%の理由なのかなぁなんて勝手に思っています。
「グッドドクター」からの流れで、チュウォン目当てで見始めましたが、主人公タック演じるユン・シユンの魅力に引き込まれ、あっという間に完走しました。
特に、後半に出てくるタックとマジュンのパン対決が面白く、2人の成長ぶりが魅力的に描かれていたと思いました。
ただ、ラブラインの方はいまいちだったかな…という印象です。
ヒロインのユジン演じるユギョンが暗すぎて、元気なタックと合わないと思いながら見ていました。笑
途中、あれやこれやの展開があってのあの最後だったので納得の結末でした。
このドラマの見どころとして、悪役の存在とタックを守る側の存在がハッキリと描かれていて、それぞれを演じる俳優さんの迫力のある演技が、さらにドラマを引き立てていたと思います。
ラストもスッキリしていて、とても後味が良い。
見終わったあとは、誰でも笑顔になれるとても素敵なドラマでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*2018年1月視聴完了*
オススメOST