あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。
Netflixオリジナル作品の「Mine」全16話、見終わりました。
主演のお二人を見てまず浮かんだのが、「SKYキャッスル」のような女同士のいがみ合い(笑)
そういった意味で、なんとな〜く後回しにしていたら、2021年で一番のヒットかも!(てかまだ半年しか終わってないのにw)というニュースを続々と目にするように。
全話揃ったタイミングで開封したら、私もまんまとハマりましたよ(笑)
これは面白いしかなりオススメ!
今回もなるべくネタバレなしで、見どころ・感想を綴っていきたいと思います。
作品情報
放送
2021年 / tvN・土日 / 全16話
演出 : イ・ナジョン
オー・マイ・ビーナス
サム・マイウェイ〜恋の一発逆転!〜
恋するアプリ
Mine
脚本 : ぺク・ミギョン
愛するウンドン
力の強い女 ト・ボンスン
品位のある彼女
僕を溶かしてくれ
Mine
キャスト
イ・ボヨン:ソ・ヒス役
キム・ソヒョン:チョン・ソヨン役
イ・ヒョヌク:ハン・ジヨン役
オク・ジャヨン:カン・ジャギョン役
冒頭あらすじ
広大な土地に聳え立つ豪邸で起こったある種の密室殺人事件。犯人は、財閥家の一員として誰もが羨む人生を送る2人の女性を含むヒョウォングループの面々の誰か・・・。一家が抱えたたくさんのウソと秘密。本当に欲しいものを手に入れるためには、手段を選んではいられない。凄惨な事件が起こるまでの60日間を辿る形で描いたサスペンスヒューマンストーリー
ヒョウォングループに嫁いだチョン・ソヒョン(キム・ソヒョン)とソ・ヒス(イ・ボヨン)の義理姉妹。ソヒョンは自身も財閥出身、気高く知的で冷静な性格の持ち主。ヒスは、元女優で愛嬌と自分の意見をまっすぐに発する強さを兼ね備える。タイプの異なる2人だが、ヒョウォングループへと嫁ぎ、血の繋がらない息子を育てるという共通点を持ち、お互いを支えるように日々を過ごしていた。そこに、新たな女性たちが現れることで、穏やかに見えた日常が音を立てて崩れ始める。ヒスの息子・ハジュン(チョン・ヒョンジュン)の家庭教師として雇われたカン・ジャギョン(オク・ジャヨン)。そしてソヒョンの住む豪邸のメイドとなったキム・ユヨン(チョン・イソ)。ヒスとハジュンの親子の仲を裂くほどにハジュンに固執するジャギョンの謎めいた行動に、ソヒョンの息子・スヒョク(VIXX エン)とユヨンとの予想外な出会いに、2人はかき乱される。加えて、ヒョウォングループの一族も一筋縄ではいかない事情を抱えている。ソヒョンの夫・ジノ(パク・ヒョックォン)はバツイチで今も浮気三昧。仕事よりも宝くじのスクラッチに夢中という情けないところがある。また、ヒスの夫・ジヨン(イ・ヒョンウク)は人望があり、仕事もできるが、父・ハン会長(チョン・ドンファン)の婚外子。ハン会長の後継者問題も相まって、家族の中には不穏な空気が流れる。
予告編動画
ハマり度
★★★★☆+
めちゃめちゃ面白かったです!!!
面白すぎて太字にしちゃいました。(笑)
やっぱり韓ドラの財閥系ドロドロドラマは最高ですね。
続きが気になりすぎてノンストップで一気見してしまいました。
面白さもオススメ度も文句なしなので5★と悩んだのですが、劇中に登場する財閥のおばあちゃんがキャンキャンうるさすぎたので−0.2にして、4.8★という感じでしょうか?
冒頭は殺人事件の犯人探しをするだけの単純なドロドロサスペンスかと思いきや、いい意味で見事に裏切られ、容姿だけでなく生き方までも美しい女性登場人物たちの言動に魅了されたドラマでした。
複雑な新時代を生き抜くたくましい女性たちの姿を描いたヒューマンドラマとも言えます。
そこにキム・ソヒョンさんとイ・ボヨンさんのW主演ですよ。
この2人以外に誰がこの役をできるだろう・・・なんて一人で考えたりもしましたが、全く浮かんできませんでした。
特にキム・ソヒョンさんの役は彼女にしか無理なんじゃないかと思うくらいピッタリです。
「SKYキャッスル」顔負けのめちゃめちゃ豪華な建物と、手入れの行き届いた壮大な敷地の庭。
そこに高級ブランドの洋服を堂々と完璧に着こすお二人の姿。
絵にならないわけがない!本当に美しすぎてガン見レベルでした。
とにかくいろんな物のスケールが大きくて華やかな「Mine」。
それだけでも十分に楽しめるドラマですよ。
見どころ
とにかくいろんなことのスケールがデカイドラマだったな・・・という印象。
ロケ地に関しては「SKYキャッスル」どころじゃなかったです。
インテリア、ファッション、美術から小道具、全てに置いてすごかった!!!
「SKYキャッスル」のときは本当に豪邸エリアを使ったんだなってわかりましたが、「Mine」の場合はどう見ても人が住むところじゃないよね・・・ってすぐにわかります(笑)
でも、どの建物も実際に存在する建造物なんですよね。
「Mine」のメイン舞台にしていたヒョウォン一家の母家『ガンデンツォ』には、韓国江原道にある、日本で有名なあの安藤忠雄さんが設計した『ミュージアムSAN』を使用していたり、
『ガンデンツォ』の庭園には、普段、一般公開はされていない化粧品や健康食品で有名なマイムグループの研修施設『マイムビジョンヴィレッジ』を使用しています。
韓ドラマニアなら、この写真を見て、あっ!!!って思い出す方もいるのでは?
「シークレットガーデン」や「キム秘書はいったい、なぜ?」にも登場する建物ですね。
「Mine」のロケ地についてもっと知りたい方はこちらを↓↓↓
詳しく記事にされている方を見つけたので貼り付けておきますね。
そして豪華なのはロケ地やインテリアだけではありません。
登場人物たちの衣装やアクセサリー。
凡人の私にでもわかる海外高級ブランド勢揃でしたが、洋服に全く負けていないお二人を見て、さすがだなと尊敬してました(笑)
感想
韓ドラ見てていつも思うのが、財閥って大変だなと。
つくづく財閥に生まれなくて良かったと思います(笑)
お金には恵まれているのに、心は満たされていない可哀想な人たち・・・。
家業のために望まない結婚をする財閥も実際にいるでしょう。
この物語が他のドラマと違って面白さを増していたのは一家の複雑さでした。
実際にこんなことが起こったら恐怖でしかないのですが(笑)
韓国らしい”血縁”にこだわるドロっとした醜態が、財閥への跡継ぎ問題へとつながって行くのですが、そこにヒョウォン一家と血縁関係にない長男の嫁ソヒョン(キム・ソヒョン)と次男の嫁ヒス(イ・ボヨン)が巻き込まれていくのですね。
最初は、「女の敵は女」みたいにキム・ソヒョンさんとイ・ボヨンさんが嫁同士が対立するお話かと思っていたのですが、これが想像していたものと全く違っていました。
”血縁””偏見”など、自分たちを脅かすものに打ち勝つために、嫁同士が信頼し協力しあい、頭を使って巧みにヒョウォン家の問題を解決していくストーリーに、なんてカッコいい女性たちなんだと感心させられます。
”友情”でもない、なんとも表現しがたい素敵な関係なんですよね。
それに、最初は敵だった人物が後半には味方になったり、前半と後半でいつの間にか展開がガラッと変わっているのも、このドラマの面白いところでした。
でも、もっと面白かったのが、ヒョウォン家のたくさんのメイドたち。
隠しカメラを仕掛けて財閥一家の行動をひっそり見たり聞いたり、メイド同士で噂話したり・・・(笑)
まさに「家政婦は見た」やん!と思ってしまったのですが、常にパワハラされてたらそりゃそうよねって、ここで働くメイドさんの気持ちに同情したくなるドラマです。
まとめ
豪邸内で起きた殺人事件の犯人は誰?という冒頭から始まる「Mine」。
殺人事件の60日前に辿って、物語は進むのですが、ヒョウォン一家の複雑な人間関係を知れば知るほど、全員が怪しく見えてきて、最後まで本当に犯人が想像できないです。
今までの財閥系サスペンスなら、誰かが誰かを裏切って、罪をなすりつけて・・・みたいな展開ばかりですが、「Mine」はそれを見事に裏切ってくれ、清々しい気持ちで最後まで見届けることができます。
サスペンスだけどヒューマンというジャンルにしたいくらい、現代の複雑な時代にピッタリな心に響く素晴らしいドラマです。
本当にオススメです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*2021年7月視聴完了*
OST情報
This is Mineーイ・スンユン
Mineーid:Earth
In DreamsーSAya
Dear Sonーパク・ソネ
Winnerーキム・ユナ