あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。
Netflixオリジナル作品「ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理士です」全10話、少し前に見終わってました。
1話目から大号泣してしまった私(笑)。
自分のこと、家族のこと、色々と考えさせられる心温まる素敵なドラマでした。
今回もなるべくネタバレなしで感想を綴って行きたいと思います。
作品情報
放送
2021年 / Netflix / 全10話
原作:キム・セビョル&チョン・エウォン『去った後に残されたものたち』
演出:キム・ソンホ
犬どろぼう完全計画
ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理士です
脚本:ユン・ジリョン
花より男子
エンジェルアイズ
ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理士です
キャスト
イ・ジェフン:チョ・サング役
タン・ジュンサン:ハン・グル役
ホン・スンヒ:ユン・ナム役
冒頭あらすじ
アスペルガー症候群を患っている青年グルと、彼の後見人である叔父サングが、故人が残した遺品を整理しながら、生前に彼らが伝えられなかった思いを残された人たちに伝えていく物語
刑務所から出所して直ぐに、アスペルガー症候群の甥っ子グル(タン・ジュンサン)の後見人となったサング(イ・ジェフン)。そんな2人が遺品整理会社”ムーブ・トゥ・ヘブン”を経営しながら、故人が伝えられなかった想いを解き、残された人たちに届ける様子を描く。
他人と関わるのが苦手なグルと、喧嘩っ早いサングが遺品整理を通じて見る世界とは?
予告編動画
ハマり度
★★★★★
大満足の5★!素晴らしかった!
もう、1話目から泣きっぱなしでした(笑)
最終話まで主人公グルという少年に魅了され、彼のお父さん(チ・ジニ)がグルへ残した深い愛情と他人への思いやりが大変素晴らしく、感動と人の温かさがもらえる素晴らしい作品でした。
全10話が1本の映画のように優しくゆっくり進んでいくのですが、決して無駄なエピソードがなく、どれも濃く描かれていて、視聴者の心にグサグサ刺さる内容です。
韓国でも日本でも問題視されている貧困・孤独死・養子縁組・産業災害・DV・介護問題などの様々な社会問題が題材にあげられており、これは決して他人事ではないんだと痛感させられます。
このドラマを見ている最中、不条理なこと、腹立たしいことなどがたくさん出てきて、とても悲しくなることが度々あったのですが、グルが真摯に遺品整理に向き合う姿に救われ、見終わった後は不思議と心が温まるなんとも言えない感情が残ります。
大好きな人や大切な人とのお別れは突然にやってくるもの。
伝えたい大切なことは「今」伝えておこう。
言いたいことが言える「今」があるってとても素晴らしいことだなって思いました。
それと余談ですが、モノは増やさないことですね。
残された人がとっても大変です(笑)
見どころ・感想
このドラマは、アスペルガー症候群の少年グル(タン・ジュンサン)と出所したての叔父(イ・ジェフン)が、遺品整理士という仕事を通じて、故人が世の中に残していった温かい思い出と、生前には言えなかった無念な事情を明らかにしながら、2人が絆を深めていく過程を描いた心温まるヒューマンストーリー。
とにかく、1話目からアスペルガー症候群の少年グルを演じたタン・ジュンサン君とお父さん役のチ・ジニさんの演技が素晴らしすぎて、初回から感動の嵐でした。
そして中盤からは、全く異なる世界にいたグルと叔父サングが互いに心の傷を癒し、徐々に絆が深まっていく過程にまた感動。
さらに毎話出てくる故人のエピソードにも泣かされ、とにかく終始泣きっぱなし(笑)
”遺品整理”というセンシティブな題材と、社会と断絶された人々が発信している社会問題をうまく繋ぎ合わせ、大切なことを教えてくれた素晴らしいドラマでした。
派手さはないけど、登場人物みんなが愛おしく思えてくる、そしてどのエピソードも心にグッと響く素敵なストーリーばかり。
中でもダントツに素晴らしかったのがアスペルガー症候群という難しい役を違和感なく見事にこなし、視聴者の心をガッツリ掴んだ目が離せなかったタン・ジュンサン君でした。
舞台などで活躍していて芸歴は長いけど、まだ17歳という若さの彼は「愛の不時着」で第5中隊の末っ子君を演じています。
雰囲気が違いすぎて、私は全く気づかなかった・・・(汗)
それくらい演技が上手いんですよ!←言い訳w
彼に魅了され目が離せなくなったのは私だけではないはずです。
大好きなイ・ジェフン君やチ・ジニさんの演技が上手いのはもう百も承知でしたけど、細かな心理描写の表現やセリフがなくても表情だけで語ってしまうところなんかが、お二人ともやっぱりうまいですよね。
最後まで期待を裏切らないお二人でした。
最終話最後はシーズン2がありそうな描かれ方でした。
今のところ予定はないそうですが、ぜひ制作を期待したいと思います!
まとめ
”遺品整理=最後のお引越し”と表現しているところが素敵だったこドラマ。
このドラマを見ながら、私は田舎の実家を思い出していました。
二人暮らしなのにとにかく荷物が多い!!!
何年も前に亡くなった祖父母の物がまだあったり(笑)
両親は昔から片付けが苦手な上に、物が捨てれないんですよね・・・。
その反動なのか、私は昔から捨て魔なのですよ(笑)
自分たちが元気なうちに、自分たちの最後のお引越しの準備をして欲しいと、心から思います。
このドラマで孤独死のエピソードを見ていると、悲しいとか切ないとか思う反面、自分もいつどうなるかわからないわけで、残された人のためにも終活って大事だなと、つくづく考えさせられました。
残された大切な人のために・・・
言いたいことは「今」言おう!
不用品はすぐに捨てよう!
そういう意味でも、このドラマはどなた様にもとってもオススメです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*2021年5月視聴完了*