*2017年6月視聴*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
先日、イ・ジュンギくん主演の「イルジメ」を見る機会があり、そこで久しぶりにパク・シフさんの素敵な韓服姿を見て、ふと、このドラマを思い出しリライトしてみました。
*2019年9月23日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年2月4日に再度公開しました。
作品情報
放送
2011年 / KBS / 全24話
演出 : キム・ジョンミン、パク・ヒョンソク
脚本 : チョ・ジョンジュ、キム・ウク
キャスト
パク・シフ : キム・スンユ役
ムン・チェウォン : イ・セリョン役
ホン・スヒョン : キョンヘ王女役
ソン・ジョンホ : シン・ミョン役
冒頭あらすじ
朝鮮王朝初期の史実をモチーフに、運命に翻弄される二人の悲しく切ないラブストーリーを描く“朝鮮王朝版 ロミオとジュリエット”。
朝鮮王朝第5代王・文宗(ムンジョン)の時代。朝廷の重臣キム・ジョンソの息子・スンユは、王座を狙う文宗の弟・首陽大君(スヤンテグン)の娘・セリョンと、そうとは知らず恋に落ちる。
静かに愛を育むスンユとセリョン。しかし、首陽大君が起こした朝鮮王朝史に残るクーデター「癸酉靖難(ケユジョンナン)」によって二人の運命は一変する。家族を惨殺され、復讐の鬼と化すスンユ。セリョンが首陽大君の娘であることを知り、二人は宿敵となってしまう…。
王女の男 ハマり度・感想
★★★★☆
ちょうど、韓ドラにハマり出した2年半くらい前でしょうか?
当時、めちゃめちゃハマって見ていたのですが、見終わってみて冷静に考えるとツッコミどころ満載のドラマだったなぁと。笑
でも、このドラマでパク・シフさんに出会い、なんて素敵な俳優さんなんだろう…♡と恋に落ち、「逆転の女王」「検事プリンセス」「清潭洞アリス」「殺人の告白」へと、次から次に私をどっぷり韓ドラ生活に導いたのは間違いなくパク・シフさんでした。
このドラマは、親同士が政敵であるために決して一緒にはなれない男女の物語です。
だから"朝鮮版ロミオとジュリエット"と言われているのですが、いわゆる暴走系ラブストーリー。
物語の主軸は、主人公スンユとヒロイン・セリョンの恋の行方になりますが、政敵となっていくスンユの男3人の友情関係の変化も見どころです。
反乱が起きる前のスンユとセリョンの初々しいラブストーリーはとても美しく素敵なのですが、反乱が起き父や兄など家族をセリョン父に殺され、愛していた女や親友にも裏切られ、スンユは恐ろしいほどに姿を変えてしまいます。
序盤のちょっとチャラく軽薄なスンユと、中盤からの黒装束に身を包んだスンユと、全く違うキャラをこなしたパク・シフさん、見事な演技で素晴らしかったです。
特に、復讐心に燃えたダークなスンユのパク・シフさんがカッコ良すぎてカッコ良すぎて、もぅ…
愛していたセリョンすらも殺してしまいそうなあの目つきが、たまらなくカッコいい!!!
肝心なストーリーは、詳細は省きますがツッコミどころ満載というよりだらけです。笑
後半のスンユは、いくら復讐とはいえ罪のない人を殺しすぎですし、瀕死の重傷を負いながらも回復力がハンパなかったり…笑
そんなドラマなのですが、セリョンがスンユを思うがゆえに起こす行動やセリフが切なすぎて結構な割合で泣けるんです。
それにセリョンとの誤解が少しずつ解けて、再び彼女を愛していく過程での、スンユの眼差しや心情と裏腹な行動がもうたまらなく萌えポイント!
終始、パク・シフさんに萌えるドラマです←しつこいw
正直、スンユとセリョンの恋愛模様にはあまり胸キュンを感じなかったのですが、サイドのラブロマンスとして描かれていた、ホントの王女と王女の男カップルには共感しました。
2人が心通わせていく姿がとても素敵に描かれていただけに、彼の死に様が悲しすぎて大号泣。
男3人の友情と裏切りにも泣けたし、このドラマには泣かされてばかりです。
スンユとセリョンの結末に関しては、恐らく賛否両論ありそうな感じですが、私はまさかの大どんでん返しで心から良かった!と思えました。
史実を絡めたばかりに、ストーリー展開や演出が無理があったり雑になった感じはありましたが、韓ドラらしい韓ドラでしたね。
ラブストーリーとして見る分には十分でした。
先日見た「イルジメ」のパク・シフさんも良かったけど、やっぱり韓ドラ生活のきっかけになったこのドラマのパク・シフさんが私は好きです。
私にとって、とても心に残る、忘れられないドラマになりました。
mamiオススメOST
ペク・チヨンさんが歌うこの曲が印象的でした。