アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2018年11月に視聴した「師任堂、色の日記」の感想を紹介したものです。
＊2019年10月21日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年3月6日に再度公開しました。
作品情報
放送
2017年 / SBS・水木 / 全28話
演出 : ユン・サンホ
太王四神記
百年の花嫁
脚本 : パク・ウンリョン
二度目のプロポーズ
アンニョン！コ・ボンシルさん
キャスト
イ・ヨンエ : シン・サイムダン役 / ソ・ジユン役
ソン・スンホン : イ・ギョム役
ヤン・セジョン : イ・ギョム青年 / ハン・サンヒョン役
チェ・ジョンファン : 中宗役 / ミン・ジョンハク役
冒頭あらすじ
芸術家として、母として、女として…。“良妻賢母の象徴”と呼ばれた師任堂(サイムダン)の、真の姿と隠された愛を描く超大型時代劇
韓国美術史を専攻し、大学で非常勤講師を務めるジユン（イ・ヨンエ）は、世紀の発見と言われる絵画「金剛山図」の発表を任せられるが、偽作疑惑が持ち上がる。失意のジユンは、教授就任をかけた重要な学会に出席するため訪れたイタリアで、偶然 師任堂（イ・ヨンエ／二役）の日記を手に入れる。本に押された印を手掛かりにある古城を訪れると、そこには自分そっくりの女性が描かれた「美人図」があった。さらに日記を読み進めると、そこには天才画家イ・ギョム（ソン・スンホン）との切ない愛や、「金剛山図」の真作の行方が書かれており…
予告編動画
【予告編】「師任堂(サイムダン)、色の日記」日本版予告編 純愛バージョン
ハマり度・感想
★★★☆☆
こちらのドラマ、「チャングムの誓い」のイ・ヨンエさんが13年ぶりのドラマ復帰作として選んだ作品です。
韓国では、視聴率が低く話数もラスト2話短縮されちゃったドラマだそうです。
それは私も見て納得しました。
朝鮮を代表する女性絵師サイムダンと、彼女の生まれ変わりであるワーキングマザー美術研究家ジユン。現代でのある事件をきっかけに、次第に２人の運命が交わって行くお話しなのですが、タイムスリップ系というよりは、前世と現世のお話しですかね。
史実とフィクションが混ざり合った時代劇ドラマです。
現代と前世(朝鮮中宗時代)を行き来しながらストーリー展開されていくので、ちょびっとややこしいです。
こういうパターンのドラマって、前世でキーになる人物は、必ず現代にも勢揃いで登場するはずなのに、メインキャストのソン・スンホンは少ししか出ないし、オ・ユナに関しては全く出てこない！
このお二人、前世ではサイムダンにガッツリと絡んでいるのになぜ？？？不思議。
いつ出るのかずっと待っていたのに残念でなりませんでした。脚本書き直して！笑
時代劇部分では、イ・ギョムの青年時代を演じたヤン・セジョン君とサイムダン少女時代を演じたパク・ヘスちゃんが良かっただけに、大人になってソン・スンホンさんとイ・ヨンエさんに変わってから、歳の差を感じてしまい少し残念でした。どう見てもイ・ヨンエさんの方が上に見える。
調べたらイ・ヨンエさんの方が5歳上でした。笑
ドクターキムサブにも出ていたヤン・セジョン君が、現代でも過去でも、いい味を出していて良かったです。今後が楽しみな俳優さん発見♡
それと私だけかもしれませんが、イ・ヨンエさん演じるサイムダンが、余りにも凛としていて人間味を感じられなかったんですよね…ベースメイクバッチリであまりにも美しすぎるため、失敗を繰り返し夜な夜な紙を作るシーンやダメ夫に振り回されている苦労も伝わってこなかったなぁ。
それに、この作品自体がサイムダンという女性を、周りの人に助けられっぱなしのか弱い女性の物語にしていて、実在したサイムダンの強くてたくましい良妻賢母の女性像とは少しかけ離れた印象を受けてしまったのもあります。
ダメ出しばかりなのに、それなりに面白く見れたのは、イ・ヨンエさんの50歳とは思えない透明感とツルンツルンの真っ白なお肌に魅了されたことと、ソン・スンホンさんの一途な愛を貫くイ・ギョム役がとても色っぽくて素敵だったからです。韓国史上最高の純愛史劇と言われるだけあって、ラストの2人が切なすぎました。
次は時代劇部品だけで作って欲しい。笑
キャストも良かったし、とにかくスケールが大きく圧倒的な映像美とそれに合わせた音楽で楽しめるドラマです。
韓国紙幣5万ウォン紙幣にも描かれているサイムダンの生涯についても知れる作品ですよ♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
＊2018年11月視聴完了＊
オススメOST
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