*2019年3月視聴完了*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2019年3月視聴した「 シカゴタイプライター 」の感想を紹介したものです。
作品情報
放送
2017年 / tvN / 全16話
演出 : キム・チョルギュ
ファン・ジニ
レディプレジデント~大物
パラダイス牧場
百年の遺産
エマージェンシー・カップル
美しい私の花嫁
空港に行く道
MOTHER
脚本 : チン・スワン
太陽を抱く月
キルミー・ヒールミー
出演
ユ・アイン:ハン・セジュ役
イム・スジョン:チョン・ソル役
コ・ギョンピョ:ユ・ジノ役
クァク・シヤン:ペク・テミン役
冒頭あらすじ
80年の時を越えた運命の出会い。前世の恋がもたらす愛の奇跡を描く極上のファンタジー・ラブロマンス。
韓流スターにも劣らない人気ベストセラー作家ハン・セジュ(ユ・アイン)は、彼の大ファンであるソル(イム・スジョン)をストーカーだと勘違いし、最悪の出会いをする。
そんなある日、スランプに陥ったセジュがアメリカのシカゴから届けられた古びたタイプライターを触ると突然、1930年代の幻を見るようになる。
やがて交通事故に遭ったセジュが執筆できない間に、誰かがセジュの代わりに「シカゴ・タイプライター」という連載を書き始めまさかの大ヒットとなる。さらには自分がゴーストライターだという謎の男、ユ・ジノ(コ・ギョンピョ)が現れ…。公式サイトから引用
予告編動画
2018年3月リリース!ユ・アイン、イム・スジョン主演「シカゴ・タイプライター ~時を越えてきみを想う~」予告
ハマり度・感想
★★★★☆+
このドラマは、前世で革命運動の同志だった3人が生まれ変わって、現世でまた出逢い、前世の記憶と向き合い、再び友情を育んでいく物語。
流行りの前世と現世を行ったりきたりするファンタジーかなって思いきや、意外とシンプルなお話で私は好きなタイプのドラマでした。
セットも豪華で、映像も美しく、音楽もいい。
キャストの演技力も抜群。
登場人物たちのセリフひとつひとつがとてもシンプルで、多くは語らないのだけども、心に響くものばかり。
独特な世界観に、1話目からグッと引き込まれ、全20話あっという間に完走しました。
ただ、6話くらいまでの内容が少し単調なので退屈に感じる人もいるかも。
でも、7話あたりから終盤までは怒涛のような展開で俄然面白くなるので、ぜひラストまで見てほしいと思います。
見終わったあとには、妙な余韻までも残る不思議なドラマでした。
主人公セジュとフィヨンの2役を見事に演じたユ・アインくん。
現世の人気作家セジュより、前世のフィヨンの方が私はカッコ良くて好きでした。
現代劇では出会えないタイプの男性。
彼の演技って、見ている側の心に訴えかけるパワーがあるんですよね。
自然と釘付けになるというか…
ずっと気になっていたセジュの髪型も、気にならなくなるくらい良かったです。笑
ヒロインのイム・スジョンちゃんとの相性も抜群でしたね。
実はアラフォーのイム・スジョンちゃん、ユ・アインくんとの実年齢が7歳差、コ・ギョンピョくんとは9歳差。
どんなけ違うんだよ!?ってくらいの年の差なのに、全く違和感なしの3人でした。
前世のスヒョンから、ひとりの男性を愛する力強い気持ちがしっかりと伝わってくる演技力もさすがでした。
私が結構好きだったのが、ジノ役のコ・ギョンピョくん。
訳ありジノ役がハマってたと思います。
セジュとの同居生活を見ていたら楽しそうで、私も彼となら同居してみたい。笑
後半に見せる切ない演技もうまかったです。
前世では結ばれることがなかった2人が、現世では結ばれ、そこには深い友情物語が隠されていた…
この謎解きの展開が、なるほど!と思わず言いたくなる脚本のうまさ!
輪廻が意外な人にも関係しているところも面白い。
独立運動という悲しい前世があるからこそ、大切に生きることができる現世。
胸が痛かったり切なかったり、複雑な気持ちで見ていたドラマでしたが、ひとときも目が離せず、最後の最後まで楽しめる素敵なドラマでした♪
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