あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。
BS12で放送されていた「チェックメイト!~正義の番人~」全20話、見終わりました。
このドラマでMBC演技大賞2019で大賞を受賞したほか、名だたる演技大賞を総なめにした主演のキム・ドンウクさん。彼の熱血すぎる演技が本当に痛快で面白く存在感抜群でした。
今回もほぼネタバレなしで見どころ・感想を紹介していきたいと思います。
作品情報
放送
2019年 / MBC・月火 / 全32話
原題:特別労働監督官 チョ・ジャンプン
演出:パク・ウォングク
仮面の王 イ・ソン
チェックメイト!~正義の番人~
脚本:キム・バンディ
ラブリー・アラン
チェックメイト!~正義の番人~
キャスト
キム・ドンウク:チョ・ジンガプ役
パク・セヨン:チュ・ミラン役
リュ・ドックァン:ウ・ドハ役
キム・ギョンナム:チョン・ドック役
冒頭あらすじ
不正を許さない特別労働監督官と元妻の美人刑事が一刀両断にブラック企業を成敗する!常識破りのスカッと痛快サクセス・エンターテイメント
不正を見過ごせないジンガブはとある事件で教師をクビとなり、刑事で妻のミランとも離婚。その後、安定を求めて大奮起した彼は労働監督官となる。その破天荒さから波動拳を意味する“ジャンプン”という異名で恐れられたジンガブは様々な労働問題を解決してきた。そんなある日ジンガブは、元教え子のソヌから給料未払いの上、会社をクビにされたと相談を受ける。ソヌを救うため、元教え子で調査会社の社長ドックとともに調査すると、教師を解雇された原因となった因縁の元教え子テスとドハがブラック企業を操っていることが判明する。彼らを成敗するためにジンガブは元妻ミランと手を組むが-!?
予告編動画
キム・ドンウク×パク・セヨン 豪華最強バディ誕生!「チェックメイト!~正義の番人~」DVD 2020.3.3レンタルリリース【予告編】
ハマり度
★★★★☆
BSで放送していたものを溜め撮りして一気に消化したのですが、面白くてあっという間に見終わってしまいました。単純明快な勧善懲悪ストーリー。主人公を演じたキム・ドンウクさんの人間味ある熱血労働監督官役の姿に、スカッと爽快な気分で最後まで楽しく見ることができました!
悪を倒していくというストーリーの中に、甲乙企画の社長ドッグと敵の秘書マルクスのロマンスが息抜きみたいな存在で描かれていたのも良かったんです。ドッグには幸せになって欲しいと心の底から願う(笑)
主人公チョ・ジンガプを支える調査会社甲乙企画の癖ありキャラ3人がいい仕事してくれてました。
刑事で元妻役のパク・セヨンさんに関しては、あまり存在感がなかったかなという印象です。
今まで韓国の公務員”特別労働監督官”を題材にしたドラマを見たことがなかったので、その仕事内容がとても興味深かったのと、全話通してエンタメ性の高い痛快アクションコメディに仕上がっているので、結末は見えているのだけど最後まで飽きずに楽しむことができます。
見どころ・感想
このドラマは、元教師の公務員チョ・ジンガプが特別労働監督官になって巨悪なブラック企業に立ち向かう社会派ヒューマンコメディ。
あまりの破天荒さから波動拳という意味を持つ”ジャンプン”というニックネームで呼ばれているジンガプを演じたキム・ドンウクさん。元柔道選手で熱血すぎるキャラを演じるために体重を10キロも増量して挑んだそう。波動拳と呼ばれていた要素があまり描かれていなかったのが残念ですが、体当たりなアクションシーンはたくさん見ることができました。
このドラマのキム・ドンウクさん、太ったせいかちょっとおじさんぽいんだけど(笑)ちょっとした仕草がセクシーでカッコいいんですよね。
初めて見る役者さんだな…と思って見てたら、あの「コーヒープリンス1号店」でカフェの店員の一人チン・ハリム役だった俳優さんじゃないですか!!!全く気付かなかった~(汗)キム・ドンウクさん、なんかいい。彼の作品、要チェックだわw
「コーヒープリンス1号店」の記事も良かったらどうぞ!↓↓↓
特別労働監督官のジンガプ、とにかく仕事が早いので見ていて気持ちがいい!もともと不正を見逃せない性格だから、配属されてすぐに給与の未払いやサービス残業など労災対応に乗り出すのですが、その中で再会した元教え子たちがこのドラマのキーパーソンです。過去の因縁を絡ませながら次々に登場する元教え子たちなんだけど”昨日の敵は今日の味方”。敵かと思ったら味方になったり、敵は敵でどんどんパワーアップしていくし、課金キャラを投入していくゲームのような展開で、労働者の今を反映したリアルな設定を面白おかしく見せてくれます。
今回の敵は元教え子のヤン・テスとその両親なんだけど、この親子がホントにクズなんですよ。息子以上に親のクズっぷりが凄かった(笑)実際にいそうな韓国の財閥一族の非常識奥様キャラをこれでもかってくらいの勢いで演じていた母親役のソン・オウスクさんには拍手を送りたいくらいでした。
で、この母親以上の悪代官様だったのがヤン・テスの父親でした。チョン・グックァンさんの役って悪人と見せかけて善人だったっていうパターンが結構あるんですけど、今回は最初から最後まで悪役でした(笑)チョン・グックァンさんとコメディ脚本の融合がいまいちだったように感じたりもしたけど、他のドラマではなかなか見ることのないクールな大御所俳優さんのコミカル演技は貴重です。見どころかも(笑)
最後に
この手のドラマって、悪役が強烈じゃないと面白さが引き立たないと私は思っているので、「チャックメイト!」に関しては、チョン・グックァンさんとソン・オクスクさんの悪役は大正解だったと思います。
最初から最後までコメディなので、ハラハラドキドキは少ないけど単純軽快、勧善懲悪でとても見やすくスカッとする気持ちの良いドラマです。
頭を使わないので、お疲れのときや軽く見たいときにオススメです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*2020年7月視聴完了*
オススメOST
コミカルなストーリーに良くあった、テンポの良い曲が多かったのが印象的でした。
ラストがスカッ!オススメ痛快コメディドラマ