mamiの韓ドラまみれ!

-観賞した韓国ドラマの感想と5つ★満点での採点-

韓国ドラマ「これが人生!ケ・セラ・セラ」感想 / 韓国版”渡る世間は鬼ばかり”大御所脚本家の正統派家族ドラマ

あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。

Amazon primeで配信中の「これが人生!ケ・セラ・セラ」全54話、1か月ほど前に見終ってました。

久々に見た長編ホームドラマだったので、どうやって感想を書こうか悩んでいる間にすでに1か月経過(笑)みんなお喋りでお節介だわーと思いながらも大家族の温かさを感じるドラマでした。

今回もなるべくネタバレなしでさら~っと感想を紹介していきたいと思います。

作品情報

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放送

2016年 / SBS / 全54話

原題 : そう、そんなもんさ
演出 :  ソン・ジョンヒョン

天使の誘惑

ボスを守れ

私の恋愛のすべて

3度結婚する女

美女の誕生

これが人生!ケ・セラ・セラ

ロマンスは必然に

脚本 :  キム・スヒョン

美しき人生

千日の約束

3度結婚する女

これが人生!ケ・セラ・セラ

冒頭あらすじ

人生なんて、そんなもの?家族の大切さに気づかせてくれる感動の正統派ホームドラマ

ユ家の三男の嫁として大家族を支えてきたヘギョン(キム・ヘスク)は、法事の準備で今日も朝から大忙し。ところが、親族一同が顔を揃えたのも束の間。妻と息子に先立たれたユ家の長男ミンホ(ノ・ジュヒョン)の今後をめぐり、大喧嘩に発展する。仲睦まじい大家族も、時には激しく本音をぶつけ合うのだった。
日々、家事に追われるだけのヘギョンだが、いつも気がかりなのは子どもたちのこと。新婚生活がうまくいかない長女セヒ(ユン・ソイ)、未婚の長男セヒョン(チョ・ハンソン)、就職する気のない次男セジュン(チョン・ヘイン)。顔を合わせるたびに小言ばかり言ってしまう。
ある日、セヒョンのかつての恋人ユリ(ワン・ジヘ)がヘギョンの家にやってくる。セヒョンとよりを戻したいと泣いてすがるユリにヘギョンはあきれ果てるが……。

これが人生!ケ・セラ・セラ|番組詳細|韓流No.1 チャンネル-KNTV

予告編動画


「これが人生!ケ・セラ・セラ」予告編:2017年9月2日TSUTAYA先行レンタル

ハマり度

★★★☆☆

韓国では最高視聴率12.4%、平均視聴率8.7%、Amazonprimeでの評価も4.5★がついていからちょっと期待してたんだけど私には微妙でした(笑)面白くないわけじゃなかったんですけどね。おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さんのセリフには胸を打たれたりしたのだけど、とにかく外野がうるさすぎ!!!

大家族ドラマのあるあるなんだけど、このドラマは感情的に怒鳴ったりする人が多くて不愉快。かわいい末っ子役のチョン・へイン君が見どころでもありましたが、4★つけるほどハマることはなく私は3★です。

しかしながら、韓国のホームドラマが好きな私は、飽きることなく見終わることができました。大家族のお母さんたちの大変さ、年長者を敬う気持ちなど学ぶことが多く、家族に会いたくなるドラマでした。

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見どころ・感想

このドラマは、3世代にわたる大家族の喜怒哀楽を描いた物語。嫁姑問題・就職難・女性の生き甲斐・非婚などの時事問題を織り込んだリアルなストーリーを軽快なテンポで描いています。最初は登場人物の多さと人間関係がややこしくて大変でしたが、良く言えば、ほぼその人達しか出てこないので覚えるととっても簡単です。

相関図お借りしてきました↓↓↓

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これが人生!ケ・セラ・セラ | BS11(イレブン)|全番組が無料放送

主人公は、”国民の母”キム・ヘスクさんが演じるヘギョン。自宅の隣で小さなクリニックを経営している夫ジェホ(ホン・ヨソプ)、夫の両親ジョンチョル(イ・スンジェ)とプジャ(キム・スクジャ)、息子2人と3世代同居中です。

週末は必ず親族全員がこの家に集まって食事会をやるのが恒例行事。それ以外でも何かにつけてこの家に集合するので、とにかくヘギョンは気が休まる暇がありません。みんな言いたい放題、やりたい放題。そしてとにかく感情的にすぐ怒鳴る!!!見ているこちら側もなんだか疲れてくるし、セリフとは別に、時折流れるヘギョンの心の声が痛いほど伝わってくる、最初はそんな始まりでした。

しかし、実はこのヘギョンが生真面目でとっても厳しい!!!(笑)特に長男セヒョン(チョ・ハンソン)の嫁ユリ(ワン・ジヘ)に対しては「そこまで言わなくても・・・」って思うことが多々。お嬢様育ちで天真爛漫なユリの世間知らずな言動はたしかにひどかったけど、ヘギョンもなかなかでした(笑)

はじめはあまり印象の良くなかったそんなヘギョンも、話が進むにつれてとっても良い嫁であり、良い妻であり、素敵なお母さんに見えてきます。

義両親、子供3人、義兄が2人とその家族、叔母までいるので次から次に問題が起きるのだけど、そのたびに家族の絆が深まったり、成長したりするのが長編ホームドラマの面白いところですよね。

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このドラマでは、何か起こるたびに姑のヘジャおばあちゃんがいいことを言って、みんなを正しい方へ導いてくれていたのがとても印象的でした。こういうドラマって、嫁姑争いが描かれることが多いけど、このドラマのヘギョンとプジャおばあちゃんの関係がとにかく素晴らしいです。お互いを思いやり必要とし尊重し合っている二人の姿が感動的です。このドラマの1番の見どころと言っても過言ではない!かも。

最終回はまさかの展開に涙が出てしまいましたが、そう、人生そんなもんよ!まさにタイトル通りの満足いくラストでした。

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最後に

最初は、登場人物の魅力が見えないけど、徐々にそれぞれの良さが見えてきて、結果、最後まで見続けてしまうというドラマした。なんとな~く見てたら意外とハマるドラマかも!(笑)

私が韓国の長編ホームドラマが好きな理由は、ドタバタ展開だし、必ずお節介やお喋りなキャラが登場するんだけど、改めて家族の大切さに気づかしてくれる素敵なエピソードがたくさん描かれているからです。先が気になるわけじゃないんだけどついつい見てしまうのがホームドラマの良さ。ちなみに子供のときから”渡る世間は鬼ばかり”も好きでした(笑)

”言葉の錬金術師”の異名を持つ当時73歳の現役大御所脚本家キム・スヒョン先生が描くこのドラマは、まさに韓国版”渡る世間は鬼ばかり”。

正統派家族ドラマの醍醐味がたっぷり楽しめる、そんなドラマでした。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

*2020年8月視聴完了*