*2018年8月視聴完走*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2018年8月に視聴した「私の心が聞こえる?」の感想を紹介したものです。
作品情報
放送
2011年 / MBC / 全30話
演出 : キム・サンホ
ファンタスティック・カップル
イルジメ外伝
私の心が聞こえる
アラン使道伝(サトデン)
男が愛する時
華政ーファジョンー
春が来るのかな、春
脚本 : ムン・ヒジョン
ラスト・スキャンダル
私の心が聞こえる?
会いたい
気分の良い日
グッバイ・ミスターブラック
出演
キム・ジェウォン:チャ・ドンジュ役
ファン・ジョンウム:ポン・ウリ役
ナムグン・ミン:チャン・ジュナ/ポン・マル役
コ・ジュニ:カン・ミンス役
冒頭あらすじ
心が洗われる美しく温かい感動の物語。泣いて、笑って、そして心温まる感動のピュアラブストーリー。
少女ウリは、貧しいながらも、聴覚障害をもつ母ミスクの愛情をたっぷりと受け、明るく元気に毎日を過ごしていた。そんなある日、ミスクと知的障害者だが、やさしい心を持つヨンギュとの結婚が決まり、ウリは喜ぶ。
ヨンギュには秀才だが障害を持つ父親、貧しい家庭を疎ましく思う息子マルがいた。自分の兄となったマルの事が好きになったウリは毎日、マルに話しかけ、マルも次第に心を開いて行く。
そんなある日、ピアニストを夢見るウリが、学校に忍び込んでピアノを弾いていると、同じく家を抜け出して学校に忍び込んだウギョン財閥の会長の孫ドンジュと出会う。ビアノが弾けるドンジュにピアノを教えてもらい、次第に仲良くなるウリとドンジュ。しかし、そんな中、悲劇は起こってしまう。ドンジュは、父親でウギョン財閥の社長の座を狙うチェ・ジンチョルが、ドンジュの祖父であるウギョン財閥のテ会長のを殺害する現場を目撃してしまい、慌てて2階のベランダから転落してしまう。
その時、頭を打った事が原因でドンジュは耳が聞こえなくなってしまうのだった。さらに同時刻、ウギョン財閥の工場で火事があり、そこで働いていたミスクが亡くなってしまう。火事を隠蔽する為、ウギョン財閥は火事の原因はミスクにあったと言って、ヨンギュとマルを訴える。他に誰も頼れないマルは、以前奨学金を貰ったさいに「困ったことがあれば尋ねてくるように」といっていたドンジュの母親テ・ヒョンスクの元に行く、耳が聞こえなくなったドンジュに途方にくれていたヒョンスクは「助けてください」というマルに対して唐突に「私の息子になるか?」と言うのだった。
そして15年後・・・。ドンジュはアメリカで読唇術により障害を隠す術を身につけ、グループ後継者となるべく韓国に戻ってきた。
また、マルはジュナと名乗り、ドンジュの兄となり耳の聞こえないドンジュをサポートしながら貧しい家庭ではなれなかった医師になる夢を実現していた。一方、火事の日から行方不明となっていたマルを捜し続けるウリは、街でマルと似た話し方をするドンジュを見かけ、失踪したマルだと思い込み…。
予告編動画
ハマり度・感想
★★★★★
前情報も知らずキャストだけで見始めましたが、見事にハマって感動しまくり大号泣しまくりの素晴らしいドラマでした!
「家族愛」が軸となっていて、血が繋がっていなくても、一緒にご飯を食べて寝て、生活を共にすることで本物の家族のように互いに思いやりが生まれる。一方では、血が繋がっているのに、否定したり認めなかったり…家族って何だろう、単なる血の繋がりではないのだ。と考えさせられる物語でした。
ドラマの題材は、出生の秘密、殺人、不倫、放火、身分の差、親子の因縁、障害など韓ドラあるあるヘビー要素フルコースなのですが、あとを引くドロドロ感もなく、終始温かい視線で描かれるヒューマンドラマです。
いろんな要素を入れているのに、スッキリ30話にまとめられていて、あらゆるところに張られた伏線も全てキレイに回収されるところや、メインキャラだけでなくサブキャラまでもがとても魅力的に描かれているところにも脚本の素晴らしさを感じました。
キム・ジェウォン演じるドンジュ、ファン・ジョンウム演じるウリ、ナムグン・ミン演じるジュナ(マル)、チョン・ボソク演じるマルとウリの父のヨンギュ、それぞれに物語があり、どのキャラが主人公になってもおかしくない展開だったのですが、私が一番心奪われたキャラは、ナムグン・ミン演じるジュナ(マル)でした。
ナムグン・ミンの演技は完全にメイン主役のキム・ジェウォンを喰っていました(笑)裏主役だったジュナというキャラは、心に深い闇を持って生きているのですが、その闇を表情だけで演技するナムグン・ミンが素晴らしすぎました。 ジュナの心の痛み、母の愛に飢えた飢餓感が、表情だけで伝わってきて涙なしで見られなかったです。
あと、忘れてはいけないのがチョン・ボソクさん演じる知的障害のお父さんヨンギュ。私は、このお父さんにもハマりまくりました!チョン・ボソクさんって、なんて振り幅の大きな役者さんなんでしょ…ホントにカメレオン役者さんで尊敬します。「ジャイアント」の超悪役チョ・ピリョン役とはすごい違いでびっくり!本当の気持ちを伝えられない人たちの心の声を、しっかりと聞き取り、受け止めるヨンギュ役がとても素敵で素晴らしかったです。
このドラマ、最終回がまたいいんです。特にラストシーン!!!書きたいけど内緒!笑
これは名作!ぜひ、多くの方に見ていただきたい素晴らしいドラマでした。
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