*2019年4月視聴完了*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2019年4月に視聴した「福寿草」の感想を紹介したものです。
作品情報
放送
2012年 / tvN / 全108話
演出 : チェ・ウンギョン
白詰草
棘のある花
脚本 : ヨ・ジョンミ
泣かない鳥
出演
イ・ユリ:ソル・ヨナ役
ヒョン・ウソン:ハ・ユンジェ役
ユン・アジョン:チェ・ユラ役
チョン・チャン:チェ・ガンウ役
冒頭あらすじ
氷を突き破り咲く福寿草のようなヒロインの愛憎に満ちた復讐劇
2007年 2月清州女刑務所。受刑者たちからの暴行にあったヨナ(イ・ユリ)は負傷を装い刑務所から脱走する。受刑者仲間の友達の助けで検問をくぐり抜け到着した先は義妹ユラ(ユン・アジョン)と昔の恋人ユンジェ(ヒョン・ウソン)の結婚式場だった。ウェディングドレスをまとったユラとヨナは屋上で対面し、 ヨナはユラに手錠を掛ける・・・。さかのぼること3ヶ月前。母が再婚し障害をもつ妹スエ(ミン・ジヒョン)と共に暮らすヨナは、ユラと同じJ化粧品会社に入社するが、突然産業スパイの容疑をかけられたのだった。
ハマり度・感想
★★★★☆+
恋愛なんてほとんどなく、ひたすら復讐ドラマだったのに、面白すぎて、毎日毎日夢中で見ていたドラマでした。
長いのに最初から最後まで中だるみするこもなく、ラストのまとめ方もうまい!
こんなストーリーを考えだす脚本家が本当に凄いと思います。
愛する男性を奪われ、殺人の濡れ衣まで着せられたヒロインが、やられてもやられても這い上がり、ライバルの罪を暴こうと、必死で追い詰めていくストーリー。
善と悪がハッキリとしているお話で、まさにイルイルドラマでした。
「私はチャンボリ!」では憎き悪役だったイ・ユリさんが、今回は悲劇のヒロイン・ソルヨナを演じています。
チャンボリのイメージがつきすぎて、真逆の役に感情移入できるか心配でしたが、杞憂に終わりました。
序盤から可哀想になるくらいひどい仕打ちを受けるヨナに、「おぃおぃ簡単に罠にハマりだろ〜」とか突っ込みながら見るのが楽しかったです。
悪女のイメージが強いイ・ユリさんでしたが、彼女が演じたヨナというキャラは、誠実な性格の好印象な女性として描かれていて、とても応援したくなりました。
そんなヨナのライバル・ユラ役には、ユン・アジョンさんが演じているのですが、このユラが驚くぐらい憎たらしい最強の悪女!
ユラの口癖が、
「私は悪くない」「私はやってない」
最終的には「全てヨナのせい」
次から次へと出てくる嘘がすごくて呆れるんだけど、これがホントに面白くって。笑
復讐劇なんだけど、ドロドロ感をあまり感じなかったのは、ユラの炸裂した行き当たりばったりの嘘や言い訳が面白すぎたからかもしれません。
頭がいいのか、バカなのか。笑
運と周りの人に守られているライバルを、周囲もろともに追い詰めていく展開がとても痛快でした。
どんどんと悪事を重ねるユラの悪あがきは必見です。
ユン・アジョンさんの悪女っぷりが最高でした。
このドラマでは、ヨナとユラの闘いだけでなく、サイドストーリーとして展開される、ユンジェの義母の悪事をめぐる物語も、マクチャンたっぷりで面白く、目が離せませんでした。
この手の復讐ドラマって、すっごい盛り上げておいて、最後のまとめ方がいまいちだったりするんですけど、このドラマのラストはジーンとするうまいまとめ方で、感心しました。
ユラのやってきたことは到底許されることではないけれど、とても素敵なエンディングだったと思います。
最後は正義が勝ってスッキリ!
ホントに面白いので、見て損はないオススメドラマです。
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