アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2017年に視聴した「奇皇后」の感想を紹介したものです。
*2019年10月25日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年3月8日に再度公開しました。
商品情報
放送
2013年 / MBC・月火 / 全51話
演出 : ハン・ヒ
Dr.JIN
グッバイ、ミスターブラック
演出:イ・ソンジュン
階伯(ケベク)
太陽を抱く月
脚本 : チャン・ヨンチョル
テジョヨン
モンスター
脚本:チョン・ギョンスン
ジャイアント
モンスター
キャスト
ハ・ジウォン : キ・ヤン(スンニャン)役
チュ・ジンモ : ワン・ユ役
チ・チャンウク : タファン役
ペク・ジニ : タナシルリ役
冒頭あらすじ
異国の皇室において、高麗人としての自尊心を失わず、自らの運命を切り開いていった奇皇后が、皇后にまで上り詰める成功と波乱の生涯と、彼女を巡る2人の男性との運命的な愛を描く歴史ドラマ。
幼い頃、貢女(コンニョ)として元に運ばれる途中で母と逃げ出した高麗の少女ヤン。だが、母は元の追手に殺されてしまう。逃げのびたヤンはスンニャンと名を変えて男として生きることを決め、親元派の重鎮ワン・ゴに仕え、彼が最も信頼する手下へと成長する。スンニャンはならずものたちのリーダーとしてその名が知られるようになるが、そこに別のグループのリーダーであるワン・ユが勝負を挑む。実はこのワン・ユこそ高麗の王子だった。2人はワン・ゴが手を染めている塩の密売事件を巡って協力し合うことで、互いの素性も知らぬまま絆を深めていく。事件後、ワン・ユは王に即位。一方、スンニャンは手下が盗んだ指輪から自分の父親が巡軍万戸府の万戸長だと知る。兵登用試験に応募したスンニャンは、見事に合格。その武術の腕前から父親の側近に抜擢される。ある日、元から皇太子のタファンが流刑で高麗にやってくることに。巡軍万戸府はタファンの護衛を任せられることになり、スンニャンもそれに同行する。元の権力者から命を狙われているタファンとスンニャンは運命的な出会いを果たすが・・・。
予告編動画
ハマり度・感想
★★★★★
dTVで51話ノンストップ、あっという間に完走してしまいました〜♪
めちゃめちゃ面白かったです!!!
この物語は実話に基づいたフィクションです。
復讐、アクション、ラブといろんな要素がミックスされた長編ドラマになっているので、かなり見応えありです!
奇皇后は、13世紀末から14世紀中頃にかけて東アジアを支配した強大な王朝・元を37年間も揺るがした高麗出身の実在した人物です。
ちなみに、ドラマ「シンイ」の敵役だったキ・チョルは彼女の兄にあたります。
高麗王ワン・ユは全くの架空の人物です。
登場人物それぞれ主役も悪役も脇役も含めてキャラクターが際立っていましたねー。
舞台はチンギス・ハーンが建国した中国の元朝なので、1話冒頭は、紫禁城を思わせる広大な場所での結婚式からスタート!
これが噂の中国ロケなのねーって思っていたのも束の間、中国が舞台なのにぜんぜん中国っぽくない。笑
中国人が韓国語を喋ったり、韓国式の王宮だったり、いろいろと突っ込みどころはありますが、フィクションですのでさら〜っとスルーしちゃった方がドラマは楽しめると思います。
長編ドラマなので、いろいろと思うことはありましたが、やっぱり素晴らしく印象的だったのがハジウォンさん演じるスンニャン(ヤンのちの奇皇后)だったと思います。
自分に厳しく、復讐のため、自分のためにと行動する真っ直ぐな強い女をハジウォンさんが見事に演じていました。衣装も素敵でとっても美しかったです。
ドラマはフィクションとは言え、歴史は事実であり、貢女という悲しい制度で元に連れて行かれ皇后にまで上り詰めた実際の奇皇后は、どんな風に側室になり、どんな風に日々生活し、どんな最期を迎えたのかなぁとWikipediaに載っていないその後が気になります。
あと、ヤンのソウルメイトみたいな存在のタルタルも、良かったですね。
このドラマを見て、皇帝を演じたチ・チャンウク君よりタルタル役を演じたキム・ジハンさんのファンがすごい増えたと思うくらいタルタルは素敵な男性でした。
で、ドラマの中で1番可哀想だったのが、高麗王のワンユですね…。
ネタバレになるので詳細は省きますが、ホント救いようがなかった。
架空の人物でホントに良かった…
実在してたら可哀想すぎました。
皇帝タファンとヤンの関係が徐々に深まっていく展開も良かったのですが、ワンユのヤンに対する一途な愛が切なすぎて、切なすぎて…後半は毎回、大号泣してしまっていた私です。笑
所々、気になる箇所があり4★と悩みましたが、私は最後までとても面白く見ることができ大満足でしたので5★にしました。
長いドラマですが、スケールも大きくハラハラドキドキ、とっても見応えあり。
どなたでも楽しめるオススメドラマです。
*2017年12月視聴完了*