あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。
今、NHK総合で放送中の「100日の朗君様」、週1回の放送が待てずU-NEXTで課金までして全16話、見終わりました（笑）
胸キュンと笑いと切なさのバランスがとってもいい！見れば人気がある理由がわかります。
今回もほぼネタバレなしで見どころ・感想を紹介したいと思います。
作品情報
放送
2018年 / tvN・月火 / 全16話
演出：イ・ジョンジェ
デュエル～愛しき者たち～
100日の朗君様
サイコパスダイアリー
脚本：ノ・ジソル
ドクター・チャンプ
女の香り
僕には愛しすぎる彼女
100日の朗君様
キャスト
ド・ギョンス（EXO D.O.）：世子・ウォンドゥク役
ナム・ジヒョン：ホンシム・ユン・イソ役
キム・ソノ：チョン・ジェユン役
ハン・ソヒ：キム・ソヘ役
冒頭あらすじ
きみと過ごした100日間は奇跡だった…。聡明な世子も、庶民の暮らしでは役に立たないごくつぶしの夫！？別人として生きていた初恋相手とひょんなことから結婚した男女のトキメキと涙あふれる運命の恋の物語
朝鮮王朝時代。明るく元気な王族の少年イ・ユルは、活発で賢い高官の娘ユン・イソに一目ぼれして結婚を申し込む。だが、それから間もなく、ユルの父が重臣キム・チャオンと結託して謀反を起こし、王座を奪う。イソの父は殺され、イソも行方不明に。また、ユルの母も邪魔者として葬られてしまった。
１６年後―。世子となったユルは、孤独を抱え、いつも不機嫌で笑顔を見せない青年になっていた。政略結婚をさせられた正室を避けていることを家臣にとがめられ、腹立ちにまぎれに国中の独身者に結婚するよう命を出す。やがて、ユルはキム・チャオンの手下の暗殺者に狙われる。ひとりの村人に助けられ、目覚めたときには記憶を失っていた。一方、イソは「ホンシム」と名を変え、庶民の娘として暮らしていたが、ユルが出した命令のせいで結婚するよう迫られ、とっさに婚約者「ウォンドゥク」がいるとウソをつく。役人は信じなかったが、「ウォンドゥク」を名乗る男性が現れた。それはなんと、ホンシムの養父が助けたユルだった！ ２人はかりそめの夫婦となるが、ウォンドゥクは記憶がなくても中味は高貴な世子。庶民の暮らしにはなじめず、まともに働けず、文句ばかり…。そんな郎君（＝夫）にホンシムもイライラ。そのころ、朝廷ではキム・チャオンが暗殺したはずのユルの遺体を探していた。
予告編動画
ハマり度
★★★★☆+
このドラマ見ながら、パク・ボゴム×キム・ユジョン主演の「雲が描く月明かり」が頭に浮かぶのって私だけかしら？（笑）
設定やキャストなどいろんなところがとっても似ていて、ついつい比べてしまいながら見てしまってたのですが、私は「100日の郎君様」の方が好みでした。
とにかくド・ギョンス君がめちゃめちゃ良かった！！！の一言。
そして、唐突に始まるコメディ展開が面白すぎるドラマでした。
ド・ギョンス君の作品は「君を憶えてる」「大丈夫、愛だ」くらいしか見ていないのだけど、毎回、アイドルなのにアイドルぽくなくて（メインボーカルっていうのがまたまた驚き！）喜怒哀楽どの演技もうまいなぁと感心はしていましたが、この作品でも、記憶を失ったウォンドゥクから品のある世子を醸し出す演技がお見事！
それに韓服が良く似合っていて高貴な世子役にピッタリでした。
ヒロイン役のナム・ジヒョンちゃん。
かわいいんだけど独特な素朴さを持っているせいか訛った喋り方がホントに良く似合うんですよね（褒めてますｗ）。ナム・ジヒョンちゃん・記憶喪失・ひどい方言…で思い出したのがソ・イングク主演の「ショッピング王ルイ」。この時も記憶喪失の財閥御曹司ルイのために一生懸命働いてたけど、今回もまた記憶喪失で金遣いだけの荒いウォンドゥク（世子）のためにあれやこれやと頑張ってて、ホントに偉いの。ナム・ジヒョンちゃんって健気な姿が本当に良く似合う！（褒めてますｗ）
ド・ギョンス君とナム・ジヒョンちゃんカップル、とてもよくお似合いでした。
時代劇特有のドロドロ感もなく、コメディ要素が満載なのでラクに見ることができますし、しかも記憶喪失・身分差の恋・過去の因縁・ツンデレ王子など定番韓国ドラマ要素がたっぷりと描かれている誰が見ても楽しめるドラマでした。
ちなみにこのドラマのポスター、どれも素敵なんですよね～。
見どころ・感想
このドラマは、陰謀によって殺されかけ記憶を失ったユル世子が、ホンシムという女性と田舎の村で庶民として100日間の結婚生活を送る物語。
ちなみにタイトルの”朗君様”とは、”旦那様”という意味です。
主演の二人は、↑でも書いたようにこの2人。
実はこの2人、幼少期に出会っていて、当時ユルはイソ=ホンシムに一目惚れしちゃうのですね。大人になってからもイソを忘れられずにずっと思い続けているという韓ドラあるあるパターン。
で、私も好きなパターン！（笑）
でもですね、自分の父が臣下キム・チャオンと共謀して謀反を起こし、イソの父を殺してしまうのですよ。で、イソとイソの兄は追われてしまいそのまま行方不明。その後、イソは養父に助けられホンシムという名に変えて成長していきます。
16年後、ユルの父イ・ホが王座に就き、世子となったユルはキム・チャオンの娘ソヘ=世子嬪と結婚はしたけど、心を閉ざして床入りすら拒んでいる状態。そんなときに世子嬪にあることが発覚するのです。それを問い詰めていく展開はまさに復讐劇のようだったのですが…
自分が出した「雨ごいのために適齢期を過ぎた平民の男女は全員結婚よ」と無茶な命令の結果、あっという間に世界で一番使えない夫ウォンドゥクの物語に。ここからほぼコメディです（笑）
ちなみに"ウォンドゥク"とは、ホンシムの許婚の名前。彼が兵役からなかなか帰ってこないので、養父が記憶喪失になったユルを"ウォンドゥク"ということにしてホンシムと結婚させてしまうのです。
このドラマの何が面白いのかって、唐突に始まるコメディ展開がもぅ！中でも最高だったのがウォンドゥクになっても出てしまうユルの口癖。
世子時代から何かにつけて「不快だ、不快だ」と不愉快感をまき散らし、側近が笑うことですら禁じていたとっても性格の悪い王子だったのですね。
記憶を失ってウォンドゥクになってからも、何かにつけて「オッホー！」と大声で人を制するんだけど、誰も聞いちゃいない（笑）この格好で世子のように「オッホー！」ばっかり言ってるの、もう爆笑です。
そして庶民の生活なんて知らないから、もちろん何もできないわけ。薪割りや縄編みすらも。世子だから当然なんだけど、みんなからアホ呼ばわりされちゃいます。
なのに味覚と感性は高級志向なまま！新婚早々、詐欺だと知らずに高額な借金をして、絹の服や高級な家具や布団を買い込んで来たりと、とにかくホンシムを困らせてばかりなんだけど、そんなウォンドゥクを支えるしっかり者のホンシムがね、ホント健気でいいの。
だからウォンドゥクもそんなホンシムに徐々に惹かれていくのだけど、この2人の距離が近づく過程の描写がとても丁寧だったのが良かった！
そして、私が好きだったキャラがこの2人の味方になってくれていた漢城府のチョン・ジェユン！
常に落ち着いたビジュアルで、ホンシムに一目惚れする設定なのだけど、適度な距離感の三角関係が見ていて心地良かったです。演じていたキム・ソノさんの優しい雰囲気そのままの素敵な片想いキャラでした。
その他、イソの生き別れたお兄さんでキム・チャオンの側近ムヨン役のキム・ジェヨンさんも良かったです。ムヨンとあの人（ネタバレのため名前は伏せます）とのロマンスが切なかったな～。もう少し、2人が恋仲だったという背景があれば、切なさ倍増してました。
ユーモラス溢れるホンシムの養父や親友夫婦、村の人たちもとてもいいキャラで。みんなこの2人をくっつけようと必死（笑）
結末の描かれ方もあれで良かったけど、私としてはもうちょっと先も見てみたかったな…。気になる！
最後に
ド・ギョンス君の、無表情なのに喜怒哀楽がしっかりと伝わってくる演技力がとにかく素晴らしいです。
朝鮮時代を背景にしていますが、架空の時代設定なので史実のことなども考えなくていいのも良いですし、シリアスなシーンよりもコミカルなシーンが多くて、時代劇だけど現代ラブコメのようにサクサク～っと見れてしまうのがこのドラマのいいところ。
胸キュン、笑い、切なさのバランスが良く、どなた様でも楽しめるとっても素敵なドラマでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
＊2020年8月視聴完了＊
オススメOST
EXOのチェンが歌うこの曲がとっても良かった！！！
[백일의 낭군님 OST Part 3] 첸 (CHEN) - 벚꽃연가 (Cherry Blossom Love Song) MV
- provided courtesy of iTunes
商品情報
＊「100日の朗君様」は2020年8月現在、U-NEXT・ｄTVで配信中です。（有料です）
