mamiの韓ドラまみれ!

-観賞した韓国ドラマの感想と5つ★満点での採点-

韓国ドラマ「椿の花咲く頃」感想 / コン・ヒョジン×カン・ハヌル主演 人は人の奇跡になれるのか…愛に溢れたヒューマンラブストーリー

アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。

Netflixで独占配信中の「椿の花咲く頃」全20話、見終わりました。

このドラマは、2019年KBSドラマ演技大賞でコン・ヒョジンさんが大賞を、それ以外の部門でも賞を総なめにし12冠に輝いた話題作。

周りの人からも凄くいいよと聞いていたので、かなり期待値が上がった状態で見たのですが、いやはや、もうそれ以上に素晴らしいドラマで、韓ドラの歴史に残る名作になるはず!です。

今までこんなに泣いて笑って笑顔になれるドラマがあったかな…って思うくらい素晴らしいドラマでした。

作品情報

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放送

2019年 / KBS / 全40話

演出 :  チャ・ヨンフン

むやみに切なく (2016)

ベクヒが帰ってきた (2016)

キミはロボット (2017)

脚本 :  イム・サンチュン

ベクヒが帰ってきた (2016)

サム、マイウェイ〜恋の一発逆転〜 (2017)

キャスト

コン・ヒョジン : ドンベク役

カン・ハヌル : ファン・ヨンシク役

キム・ジソク : カン・ジョンリョル役

ソン・ダムビ : ヒャンミ役

冒頭あらすじ

奇跡は起きるのか…孤独に生きてきたシングルマザーと純粋な青年のヒューマンラブストーリー

ソウルから海辺の町オンサンに越してきて6年。シングルマザーのドンベク(コン・ヒョジン)は酒場を営みながら、息子ピルグを育てていた。

店が位置するケジャン通りの女性たちは彼女のことを快く思っていなかったが、同じように女手ひとつで子供たちを育ててきた婦人会長のドンスク(コ・ドゥシム)だけがドンベクを温かく見守っていた。

そんなある日、派出所勤務の巡査ヨンシク(カン・ハヌル)がドンベクに一目惚れ。自分の思いを告白するが、あっさり振られてしまう。

一方、プロ野球のスター選手として活躍するジョンリョル(キム・ジソク)は、バラエティ番組の撮影で久しぶりに訪れた地元オンサンで初恋の人ドンベクと再会。彼女の息子ピルグの父親が自分であることを初めて知らされる。

その後、未解決のジョーカー連続殺人事件を取材する記者がオンサンに現れ、事件の唯一の目撃者であるドンベクの周囲も騒がしくなる。

予告編動画


『椿の花咲く頃』予告編 - Netflix

ハマり度・感想

★★★★★

感想をひと言で言うと、脚本が素晴らしいのはもちろんのこと、なんか新しい!!!

今までにない愛!愛!愛!とにかくいろんな愛でいっぱいのドラマでした。

このドラマは、韓国のラブコメ女王コン・ヒョジン演じるドンベクと、除隊後初の復帰作になったカン・ハヌル演じるヨンシクのラブストーリーを軸に、コメディとヒューマンとサスペンスが絶妙なバランスでミックスされた作品です。

大人ふたりの恋愛だけでも十分に成り立つストーリーに、泣いたり笑ったりの親子愛、隣人愛、家族愛、夫婦愛とヒューマン的な愛がいっぱいで。

そこに、ロコな雰囲気に似合わない残忍なサスペンスが巧妙に組み込まれていて、初回から各話に張り巡らされた伏線が最終回には綺麗に回収されていくお見事な脚本。

この伏線がたわいもないシーンだったりするので、後半につれて、あー!あれがそうだったんだ!みたいになることもしばしばありました。

ヒロインのドンベクは、幼い頃に母親に捨てられたという心の傷を抱えながら、自分自身もまた未婚で子供を産みシングルマザーとなります。

誰からも愛されることなくどこに行っても邪魔もの扱いされ、どこか卑屈に生きてきた彼女が、駆け引きなしで真っ向勝負でアプローチしてくるヨンシクの愛を全身に受け、徐々に変わっていくんですね。

裏表がなくロマンチストなヨンシク役のカン・ハヌルくんの演技がホントに素晴らしくて、どの表情もハヌルくんの自然体の演技が輝いてます。

今流行りのツンデレとは真逆!笑

ドンベクに向ける眼差しが一途で温かく、この人に愛されたら絶対に幸せになるだろうなってホントに思えました。

自然に愛を言葉にする素直なヨンシクがとても可愛く愛おしいキャラで。

ドンベクとヨンシクのラブシーンはそんなに多くないんだけど、とにかく2人が可愛く微笑ましく胸キュンたっぷりでした。

ヨンシクからの直球の愛を受けて、徐々に心開いていく姿がホントにかわいいんだけど、コン・ヒョジンさんにしかあの可愛さは表現できない!

コン・ヒョジンさんやっぱり最強です。

ダッサイ格好していてもあの抜群のスタイルだし、肌もつるんつるんでとっても美しかった。

初の母親役だったそうで、このドラマではとにかくよく泣きます。

子供にお金の心配をさせないように働いて働いて、一生懸命幸せになろうとする姿に心打たれ何度涙したか。

ドンベクにだけでなく、ドンベク母、ヨンシク母の母子物語にも涙腺崩壊、オンマたち最強です。

他の登場人物の人間模様もこれでもかってくらいに丁寧に描かれていて、毎話、驚き、笑い、恐怖、悲しみがうまく盛り込んであり誰ひとりと捨てキャラがいないのがこのドラマの凄いとこ。

↓↓↓中でもオンサンのおばちゃん軍団が面白すぎた。笑

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自分には奇跡はおきないと言い続けていたドンベクにとってヨンシクとの出会いは奇跡そのもののように、誰もが誰かにとってヒーローだったり奇跡だったり家族だったり…

"愛される"ってどんなことよりも力になるし、愛してる人がいることの心強さを改めて感じるドラマでした。

最終回、悲しいこともあったけど、監督の愛溢れる演出もあり見終わったあとはもう胸がいっぱい状態。

エンドロールのメッセージに涙が止まらずしばらくロスが続きました。

毎日を一生懸命生きているそこのあなた。

ちょっとお疲れのそこのあなた。

そんな人にこそぜひ見て欲しいドラマです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

*2020年2月視聴完了*

 商品情報

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  • アーティスト:VARIOUS
  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: CD