mamiの韓ドラまみれ!

-観賞した韓国ドラマの感想と5つ★満点での採点-

韓国映画『セシボン』感想 / ほろ苦くて切ない青春恋愛物語

セシボン (字幕版)

*2020年1月鑑賞*

アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。

今年1本目の映画はGyao!で配信されていた韓国映画「セシボン」。「花より青春 アイスランド編」を見てからチョンウさんとカン・ハヌルくんの関係に興味が湧き、2人が共演している映画を一度見てみたかったんです〜。

カン・ハヌルくんの歌がうますぎる。と聞いていましたが、本当にうまかった!

ひと昔前の懐かしい雰囲気と音楽がとても素敵な、ほろ苦くて切ない恋愛映画で、いい作品でした!

 

作品情報

公開

2015年 122分

 

監督・脚本 : キム・ヒョンソク

シラノ恋愛操作団

 

キャスト

チョンウ : オ・グンテ役

ハン・ヒョジュ : ミン・ジャヨン役

カン・ハヌル : ユン・ヒョンジュ役

チョ・ボンネ : ソン・チャンシク役

チン・グ : イ・チャンヒ役

キム・ユンソク : 現在のオ・グンテ役

キム・ヒエ : 現在のミン・ジャヨン役

チャン・ヒョンソン : 現在のイ・チャンヒ役

 

セシボン 冒頭あらすじ

実在するフォークミュージック界の伝説的デュオの結成秘話とマドンナをめぐる切ない青春恋愛物語。

1970年代の韓国、若者の街モギョ洞にある音楽喫茶「セシボン」では腕に自信のある若者たちが自らの歌声を競い合っていた。ユン・ヒョンジュ(カン・ハヌル)とソン・チャンシク(チョ・ボンネ)の才能を見出したプロデューサーのイ・チャンヒ(チン・グ)は2人をデビューさせようとするが、ヒョンジュとチャンシクはライバル意識が強すぎたため、釜山出身で重低音が魅力のオ・グンテ(チョンウ)を加えた「トリオ・セシボン」として売り出すことに決める。
ギターのコードも押さえられないグンテだったが、セシボンのミューズである若手女優ミン・ジャヨン(ハン・ヒョジュ)に一目惚れしたことをきっかけに、歌手としての道を邁進することを決意。3人の個性がぶつかり合って生まれたトリオ・セシボンのハーモニーが熱狂的な人気を呼び始める一方で、グンテは次第にジャヨンとの距離を縮めていく。
そんな中、トリオのラジオ出演が決定し3人のメジャーデビューが近づくが、収録前にグンテとジャヨンが破局。ラジオ出演当日、ついにグンテは姿を見せず、急遽ヒョンジュとチャンシクのデュオ「ツイン・フォリオ」として歌を披露する。ツイン・フォリオの人気は瞬く間に爆発し、ジャヨンも女優として日の目を見始めるが、検察当局内でセシボン周辺のある行為を一斉検挙しようとする動きが強くなる。

セシボン - Wikipedia

 

セシボン 評価・感想

★★★★☆

内容は知らず、チョンウさん&カン・ハヌルくん目当てで見始めた映画でしたが、思いがけず私の大好きなハン・ヒョジュちゃん(ヒロインだと知らなかった笑)やチン・グさん、キム・ジェウクさんまで出ていてテンション上がりまくりでした。

音楽鑑賞室「セシボン」から生まれた伝説のフォークデュオ「ツインフォリオ」。実在する彼らの物語が架空の人物と絡められながら展開していく物語。まさにホロ苦く甘酸っぱい青春ラブストーリーでとても見応えがありました。

懐かしさを感じるフォークソング、70年代の韓国ファッション、ミニスカートを履いていたり深夜0時過ぎて外に出ていると警察に検挙されたりと、当時の韓国歴史にも触れられたり。

それにしても、ヒロイン・ジャヨンを演じたハン・ヒョジュちゃんのミニスカートは犯罪級!!!

本当に魅力的で小悪魔的な役のハン・ヒョジュちゃんが最高に可愛かった!!!

身近にこんなマドンナがいれば、そりゃ誰でも惚れるでしょ!!!ってな感じの予想を超えた可愛さでした。←しつこいw

ジャヨンの20年後を演じるのがキム・ヒエさんなんだけど、これもまた品のある美しい女優さんで、切ないラブストーリーのラストにふさわしいキャスティングだったと思います。

そんなジャヨンを射止めたのがチョンウさん演じるオ・グンテ。田舎者でギターも弾けないんだけど、ジャヨンにいいところを見せたくて一生懸命に練習する姿がこれまた可愛いんですよ。チョンウさんの茶目っ気たっぷりの笑顔にキュンキュンしてしまいました。

20年後のグンテを演じるのがキム・ユンソクさんです。私は、馴染みのない俳優さんでしたが、映画界では有名な俳優さんだとか。20年後のグンテは普通のおじさんなんだけど、本当に普通のおじさんにしか見えなくて…でも、泣き崩れるシーンは普通じゃなかった。背中を見ているだけなのに胸が締め付けられる思いでした。さすがでした。

愛する人を守るためにデビュー間近のグンテがとった行動には、正直えっ?と思うところがあったけど、20年以上経っても約束どおりジャヨンを守り通したグンテ。

最後に出てくる『ウェディングケーキ』の歌詞のくだりはホントに泣けるんですよ。

あとを引くほどの切なさってこういうことを言うのだなあ、と思います。

楽しくて甘酸っぱい青春時代にはキラキラと笑いがたくさんあり、後半は苦しくてホロ苦いラブストーリー。

きっと、愛に生きる人は老いを知らないんですよね。とっても良い作品でした!

 

追記 : チョンウさんもチョン・ボクレさんもカン・ハヌルくんも驚くほど歌がうまい!!!吹替えじゃないそうですよ。ギターはどうなんだろ…「花より青春 アイスランド編」でみんながギターを欲しがっていたくらいだから弾けるのかな?とにかく彼らの歌を聴くだけでも価値のある映画だということは間違いないです!

 

商品情報

セシボン [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2015/11/04
  • メディア: DVD