アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
Netflixで配信中の「アルハンブラ宮殿の思い出」全16話、見終わりました。
ヒョンビン&パク・シネのW主演、このポスターからの勝手なイメージで胸キュンラブストーリーだと思い込んでたら、ハラハラドキドキのファンタジーサスペンスドラマでした。
賛否両論あるみたいですが、私は結構ハマってしまい最後まで面白く見ることができましたが、ツッコミどころは満載です(笑)
作品情報
放送
2018年 / tvN・週末 / 全16話
演出 : アン・ギルホ
秘密の森
アルハンブラ宮殿の思い出
脚本 : ソン・ジェジョン
思いっきりハイキック
イニョン王妃の男
ナイン〜9回の時間旅行〜
三銃士
Wー二つの世界
アルハンブラ宮殿の思い出
キャスト
ヒョンビン : ユ・ジヌ役
パク・シネ : チョン・ヒジュ役
パク・フン : チャ・ヒョンソク役
ミン・ジヌン : ソ・ジョンフン役
冒頭あらすじ
ビジネスで韓国からスペイン・グラナダを訪れた投資会社代表ユ・ジヌ(ヒョンビン)。革新的なARゲームの暗号開発者チョン・セジュ(EXOチャンヨル)を探す中、現地で古びたホステルを運営する元ギタリストの韓国人女性チョン・ヒジュ(パク・シネ)と出会う。そこで不思議な事件に巻き込まれてしまう…
予告編動画
Memories of the Alhambra '나 너무 믿지 마요. 나 별로 좋은 사람 아니에요.' tvN 토일드라마 알함브라 궁전의 추억 181201 EP.1
Netflix予告編↓
https://www.netflix.com/jp/title/81004280
ハマり度・感想
★★★★☆
いやー、もうね、予想していた恋愛ドラマとは全然違っていて、とにかくハラハラ感がすごかった!!RPGゲーム好きにはたまらないストーリーなんだけど、謎を解明しようと主人公がゲームの世界に入り込んでしまって抜け出せず、やたらと戦闘シーンが多いので、ここにうんざりしてしまう人もいるかも?ですし、このゲーム自体がありえないことだらけなので、細かいところを気にして見ていたら楽しめない内容で、どう考えても万人受けするドラマではないんだけど、すごく壮大な世界観とハラハラドキドキさせるアイデアが素晴らしく、私は最後まで楽しく見ることができました。
このドラマは、AR(拡張現実)ゲームと現実を融合させたサスペンスドラマなんですけど、私、ゲームに詳しくないから説明が難しい!!!ポケモンGOみたいなものと言えばわかりやすいのかな?あれって、スマフォを通して現実の世界にポケモンが現れてモンスターボールを投げることでゲットできるゲームじゃないですか?このドラマで取り扱うゲームも、スペインのグラナダを舞台に、特殊なコンタクトレンズを装着することで敵が見えて、戦って敵を倒していくことでレベルを上げていくっていうものなんだけど、現実とゲームの世界が入り混じって、あれやこれやと(ネタバレになるので内容は省略)様々な不思議なことが起こるようになるというお話。
実は3話目までは全く面白さを感じず、もうリタイアしようかなぁと思っていたんですよ。でもでも!!!3話目の終わりで、えっ!えっ!えっ!マジーーー!?の奇想天外な展開に震え上がり、そこからは一気見ですよ。あの流れであんな展開が待ってるとは、たぶん誰も予想できないかも。ホラードラマを見ているようでとにかく怖いです。
怖いシーンで流れるのが、ドラマのタイトルになっている
クラッシックギターの名曲「アルハンブラ宮殿の思い出」↓↓↓
アルハンブラの思い出 (ギター名曲) タレガ Pepe Romero Recuerdos de la Alhambra ( F. Tarrega)
この音楽が流れると、毎回キャー!!!でした。笑
しかしながらこのドラマ、ひたすら度肝を抜くような展開の連続でとても楽しめたけど、見終わったあとに"大満足"と思える人はいないはずです。でも私の場合、このドラマに関しては不思議とあまりストレスを感じずに最後まで見終えましたが。
ヒョンビン演じるジヌの無限に続く闘いがどうなるのか十分に楽しめましたし、何よりヒョンビンの演技がうますぎだしカッコいい!!!パク・シネちゃんのギターやスペイン語のうまさにも驚きです。ヒョンソク役を演じたパク・フンさんはハマり役でしたし、ジヌの秘書ジョンフンのエピソードにはジーンとさせられ、ハラハラドキドキだけでなく、切なさや温かさも感じることができるドラマでした。
同じ作家さんの「ナイン〜9回の時間旅行〜」が好きな方にはハマるマニアックな面白さだと思います!私も「ナイン」大好きなので。
ここからは、私が気になったこのドラマのツッコミポイントを。若干のネタバレはありますので見たくない方はここでSTOPしてくださいね。
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①序盤から広げまくった風呂敷がほとんど畳まれずに物語が終わってしまった。⇒開発者セジュが役立たずすぎて、ほとんど謎の種明かしがされないまま終わった。
②ラブラインが弱すぎ。⇒パク・シネちゃんは添え物程度。ほぼヒョンビンの1人芝居物語←ゲームの中に入り込んでひたすら敵と戦っているw 見ているだけでもかなり長い戦闘シーンなので、撮影が大変だったはず。でも、2人の存在感は抜群でした。さすが!
③間接広告が多すぎ!→「レクサス」「SUBWAY」がやたらと目についた。みんなが高級車レクサスを乗りまくり!パク・シネちゃんの口紅やヘアケア剤も広告だったし、お金集めが大変だったんだなぁ…
④サブキャラのどうでもいい話が多すぎた。→主人公ジヌの元妻の再婚話、ヒロイン・セジュの家族同然の男の存在など、ストーリーに関係ないエピソードが満載。
⑤前半に出てきたパク・ヘスさん演じる登場人物"A"の存在が、中盤から急に消えた!かなり重要な人物かと思っていたのに使い捨てキャラだったぽい…涙
⑥肝心な最終回にヒョンビンはほとんど登場せず、無駄な回想シーンなどで尺が埋められており、しかもあの結末にちょっとモヤモヤ〜
などなど…他のドラマではあり得ないくらいの粗だらけだから、4★つけたけど人にはオススメできないです(笑)
最後まで読んでいただいきありがとうございました。
*2020年3月視聴完了*