*2020年1月視聴完了*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
先月からBS11で放送されていた「ハンムラビ法廷〜初恋はツンデレ判事!?〜」見終わりました。
じわじわ〜と心温まるとってもいいドラマでした。
最終回は「ライブ」に引き続き、ソン・ドンイルさん演じるハン部長に持っていかれ大号泣!
真面目な法廷ドラマが好きな方にはオススメです。
ラブコメって紹介したヤツは誰やー!!!笑
作品情報
放送
2018年 / JTBC / 全16話
演出 : クァク・ジョンファン
THE K2〜キミだけを守りたい〜
逃亡者 PLAN B
脚本 : ムン・ユソク(現ソウル中央地裁部長判事)
出演
エル(キム・ミョンス):イム・バルン役
Ara(コ・アラ):パク・チャオルム役
ソン・ドンイル:ハン・セサン役
リュ・ドックァン:チョン・ボアン役
イ・エリア:イ・ドヨン役
冒頭あらすじ
イケメンエリート判事の初恋のカノジョが、猪突猛進おてんば部下に!?最高の胸キュン・リーガル・ラブコメディ。
ソウル中央地方裁判所のエリート判事バルン(エル)は、通勤中の地下鉄で痴漢に立ち向かう勇敢な女性に出会う。彼女はなんと、高校時代の初恋相手チャオルム(Ara)だった。晴れて判事となったチャオルムが偶然にもバルンと同じ民事44部に配属されたことで、ハン部長判事(ソン・ドンイル)の下で同僚として働くことになる。ところが、原理原則を最優先する個人主義のバルンに対し、チャオルムはどんな裁判でも原告や被告人に感情移入してしまう熱血型で、2人はぶつかり合うこともしばしば。それでも何かとチャオルムのことが気になって、つい手助けしてしまうバルン。果たしてバルンの12年に及ぶ“恋の判決”はいかに――?
ハマり度・感想
★★★★☆
このドラマは、今までの検事や弁護士が主役のドラマとは違い、民事裁判の判事たちが主役のドラマです。
刑事裁判とは全く違う雰囲気でとっても新鮮。
その判事を務めるのが、原則主義の先輩判事エルくんと、理想主義の新人判事Araちゃん、そして2人の直属の上司で部長判事のソン・ドンイルさんです。
民事裁判なので、訴訟内容はどこにでもありそうな、金銭の貸し借り、相続問題、セクハラ問題、DVなどなど。
この法廷シーンで描かれている人間ドラマがとってもリアルで面白い!
なんでこんなにリアルなんだろう…って思って調べたら、このドラマの脚本を書いたムン・ユソクさんって、原作小説の作家でもあり、なんと現職の判事なんですよ!
しかも放送当時は部長判事だったそうで。
ドラマの中でいうとソン・ドンイルさんの立場の人ですかね。
だからか、現実の裁判ではこうはいかないけど、こうあって欲しいなという理想や願いがキャラを通して描かれているように感じました。
リアル判事が脚本を書いてるだけあって、なかなか見応えのある法廷シーンが繰り広げられています。
判事という、人の運命を決める責任重大な仕事の大変さやプレッシャー、苦悩がひしひしと伝わってくる、そんな物語です。
なので、法廷ドラマや人間ドラマが好きな人は楽しめるけど、ラブコメ好きには物足りないかもしれません。
変なサブタイトルとエルくんとAraちゃんのビジュアルに騙されて見始めた人も結構いるんじゃないかな?
私も騙された1人なんですけど…
最高の胸キュンなんてひとつもないし、ラストにちょっといい感じの2人が見れたくらい?だったけど、法廷部分の満足度が高かったので不満はありません!笑
主人公2人のラブの方はちょっと残念だったけど、私はサブラインのリュ・ドックァンくんとイ・エリアさんのラブの方を楽しみました。
主人公の2人、エルくんは、ビジュアルもいいし演技もうまいし期待通りで文句なし。
でも、ヒロインのAraちゃんにはビックリー!!!可愛らしいお顔がパンパン!
最後の方はちょっとマシになってた気がするけど…
最初はAraちゃんのお顔にばっかり目がいって、ストーリーが全然入ってこないくらい衝撃でした。
それに加え、Araちゃん演じるチャオルムという破天荒な新人判事の、熱血すぎるがゆえにすぐに事を荒立てる姿に私の苛立ちはMAX!
たしかに、理不尽なエピソードばかりだったので、暴走したくなる気持ちもわからなくはないのですが、そのことで小さな問題が山のように大きくなってしまい周りが巻き込まれてしまうのも困りものです。
そんな行動に、臨機応変にしなよ〜と思いながら見ていました。
しかし、見ていくうちに困っている周りの人のために動けるチャオルムの勇気は素晴らしいし、どんな理不尽なことにもとことん立ち向かっていく彼女の姿は見事だと思えてくるんです。
最初はそんな彼女を煙たがっていた周りの人たちが、チャオルムの姿を見て、自分の中にある偏見に気づいたり、自分にできることを見出し行動に起こすようになるのもまた素晴らしく。
後半は、懲戒委員会にまでかけられそうになるチャオルムを、周りの人があの手この手で助ける部分では、ホントに感動しました!
いけすかない部長判事や財閥までも倒しちゃうチャオルムの人望の厚さったらハンパないです。笑
チャオルムだけじゃなく、チャオルムを支えるバルンも良かったし、何より部下思いのハン部長は人望の厚さが伺える最高の上司。
「ライブ」に引き続き、今回も最終回で泣かしてきたソン・ドンイルさん、ホントに素敵です。
ラストの回想シーンも最高でした!
チャオルムを通して、人の優しさの連鎖がとてもうまく描かれていた愛たっぷりの心温まる素敵なドラマでした。
優しい気持ちになりたいときにオススメです。
商品情報
韓国書籍 コ・アラ、INFINITEのエル、ソン・ドンイル主演のドラマ 「ミス・ハンムラビ」 原作小説 ★★Kstargate限定★★
- 作者:文学の町
- 出版社/メーカー: 文学の町
- 発売日: 2016/12/02
- メディア: ペーパーバック