mamiの韓ドラまみれ!

-観賞した韓国ドラマの感想と5つ★満点での採点-

韓国ドラマ「イルジメ 一本梅 」感想 / イ・ジュンギ主演 家族愛に涙が止まらない!

イルジメ〔一枝梅〕 ディレクターズ・エディション 全話収録BOX [DVD]

*2020年1月視聴完了*

アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。

AbemaTVで無料配信していた「イルジメ」全16話、見終わりました。

いつか見たい!と思っていたドラマだったので、やっと出会えたことに感激。

そして想像していた以上に面白くて大満足でした♪

オススメのドラマです!

作品情報

放送

2008年 / SBS / 全20話

演出 :  イ・ヨンソク

妻が帰ってきた (2009)

大風水 (2012)

アラチラの秘密 (2015)

ヘチ〜王座への道〜 (2019)

脚本 :  チェ・ラン

神の贈り物-14日 (2014)

キャスト

イ・ジュンギ : ヨン、イ・ギョム役

パク・シフ : ピョン・シフ、チャドル役

ハン・ヒョジュ : ピョン・ウンチェ役

イ・ヨンア : ポンスン役

冒頭あらすじ

二面の顔を持つ孤独な英雄「イルジメ」が復讐のため、正義のために悪に立ち向かう!

17世紀の朝鮮時代。ある晩、幼いギョムの目の前で父親が刺殺される。そのショックで記憶を失ったギョムは盗賊のセドルとタン夫妻に引き取られ、ヨン(イ・ジュンギ)と名付けられて成長する。勉強もせず遊んでばかりの日々を過ごしていたある日、ヨンは殺害された父親と生き別れた母と妹の記憶を取り戻す。悲しみと無念の中、ヨンは家族を破滅に追い込んだ人物を捜し出し、仇を討つことを心に誓う。父を刺した剣の文様だけを手がかりに、両班(貴族)の家に忍びこみ盗みを始める。現場に一本の梅の枝を残すことから“イルジメ(一枝梅)”と呼ばれ、権力者を懲らしめる英雄としてその存在は庶民の間に広まっていくのだが…。

韓国ドラマ『イルジメ〔一枝梅〕』あらすじ/キャスト | 日本放送情報 - Mnet

イルジメ ハマり度・感想

★★★★☆

韓ドラにハマり出した頃から、ずっとずっと見たかったイ・ジュンギくんとパク・シフさんの「イルジメ」。

ついに見ることができましたーーー!!!

何となくのあらすじだけは知っていたんですけど、想像していた以上に見応えがありました。

20話で描き切るにはちょっと無理があったなぁと感じるところもしばしばあったのですが、私は概ね満足のいくドラマでした。

気持ち的には4.5★くらいです!

このドラマ、登場人物の人間関係が複雑すぎて、1話から真剣に見ておかないと、途中からあらら?どういうこと!?みたいになりますので要注意!

前半に出てきた伏線が後半から効いてきて、ラストまでにうまーく回収されていく展開で、まぁ面白い!

脚本が本当によく出来ていて、伏線の使い方がとってもうまいです。

ストーリーの主軸は、主人公ヨンの復讐劇ですが、それ以上に家族愛と友情愛にもう感動しまくりのドラマでした。

イ・ジュンギくん演じる主人公ヨンというキャラがとっても魅力的で。

昼間のヨンは無邪気でいつもおちゃらけているけど、夜になると全身真っ黒なイルジメ姿に大変身。

激しいアクションシーンはスタントなしでこなしたというイ・ジュンギくんのイルジメは、とても美しくかっこよかったです!

それに、彼のキリッとした切れ長の目から伝わる苦悩の心情が涙をそそりました。

彼の演技力の高さは、昔からだったのですね。

そんなヨンを血の繋がりもないのに無償の愛で包み込むイ・ムンシクさん演じる父セドルが、これまためちゃめちゃ素敵なキャラでした。

ヨンと父セドル親子の絡みがとっても良くて、前半はコメディ要素が強くほっこりするし、終盤には親子愛に泣かされるし、血は繋がっていないけどホントに素敵な親子でした。

最終回、イルジメが難しい鍵を開けるシーンでの粋な演出は嬉しかった!

監督さん、ありがとうございます!と言いたい。笑

そして、パク・シフさん演じたイルジメの宿敵ピョン・シフもまた、ヨンに負けないくらい悲しい運命に翻弄されるキャラ。

常に感情を抑えひたすら耐えているシフ役は、クールなお顔立ちのパク・シフさんにピッタリでした。

相変わらず韓服が似合っていて、とてもカッコよかったです。

いろいろと振り返ってみると、ヨンのまわりには温かい人ばかりで家族愛、友情などほっこりエピソードが多かったのですが、ラブストーリーに関してはかなり中途半端な感じで消化不良ぎみ。

ハン・ヒョジュちゃんの良さが生かしきれていなかったように思います。

この程度なら、一層のことラブを入れなくて良かったんじゃないかしら…と思うほどでした。

ポンスンを演じたイ・ヨンアちゃんの方が露出が多かったし、途中、ポンスンといい感じになりかけるし、ハン・ヒョジュちゃんが大好きな私としては、非常に残念でなりません…涙

アクション・復讐メインで見ると、とっても楽しめるドラマですが、恋愛ドラマとしてはかなり物足りないです。

それに、冒頭でも少しふれていますが、内容がとっても良かっただけに、登場人物の心情とか過程を十分に追いきれてなかったことが、とてももったいないなぁと見ていて感じました。

しかしながら、12年前のドラマですが、全く古さを感じない驚きの映像美と練りに練られた脚本で、見れば見るほど面白さが増していきます。

1話冒頭に繋がる終わり方もとても良かった!

ぜひたくさんの方に見て欲しい、心に残る素敵なドラマでした。

 

商品情報

イルジメ〔一枝梅〕 コンパクトDVD-BOX(スペシャルプライス版)

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2015/12/16
  • メディア: DVD
 
一枝梅~イルジメ オリジナル・サウンドトラック

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「イルジメ 一枝梅」公式ガイドブック

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: TOKIMEKIパブリッシング(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/06/20
  • メディア: 単行本