*2020年1月視聴完了*
BS11で放送されていた「カネの花〜愛を閉ざした男〜」を見終わりました。
ラブコメや時代劇のチャン・ヒョクさんが大好きでしたが、こんなチャン・ヒョクさんを見るのは初めてかも!ってくらい感情を抑えた寡黙な役で、淡々と復讐をしていく姿がとても渋くてカッコ良かったです!
作品情報
放送
2017-18年 / MBC / 全24話
演出 : キム・ヒウォン
華麗なる誘惑
運命のように君を愛してる
脚本 : イ・ミョンヒ
チャン・ヨンシル〜朝鮮伝説の科学者〜
エア・シティ
キャスト
チャン・ヒョク : カン・ピルジュ役
パク・セヨン : ナ・モヒョン役
チャン・スンジョ : チャン・ブチョン役
イ・ミスク : チョン・マルラン役
カネの花 冒頭あらすじ
華麗なる大財閥を舞台に、孤独に生きる男が仕掛ける極上のサスペンス・ラブストーリー
チョンアグループに仕えるカン・ピルジュ(チャン・ヒョク)は、書類のねつ造、裏金の操作、果ては財閥一家の放蕩息子チャン・ブチョン(チャン・スンジョ)の代わりに服役するなど、理不尽な要求を全て実現する敏腕弁護士。彼に絶大な信頼を置くブチョンの母チョン・マルラン(イ・ミスク)は、ブチョンをむげにし、いとこのヨチョンばかりをかわいがる創業者のチャン・グクファン(イ・スンジェ)の姿に、息子ブチョンの後継者の座が危ういことを感じる。そんなマルランに、ピルジュは次期大統領候補の娘ナ・モヒョン(パク・セヨン)とブチョンの政略結婚を提案する。恋愛結婚を夢みるモヒョンのために、ピルジュが見事な“運命の出会い”を演出すると、モヒョンは自然とブチョンを愛するようになる。ところが、計画の中でピルジュは、かつて一度だけ心を許した女性がモヒョンであったことを知る。“財閥一家の犬”と揶揄されるほどの忠誠心とは裏腹に、自らの人生と家族を奪った財閥一家への燃えるような復讐心を抱いて生きていたピルジュだが、彼女の笑顔を目にするたび、彼女が自分に向けて穏やかに語りかけるたびに、罪の意識にさいなまれていく。そんなある日、モヒョンに一通の封筒が届く…。
カネの花 ハマり度・感想
★★★☆☆
韓国での最終回の視聴率は23.9%となかなか好評だった復讐ドラマ。
韓国の人たちって財閥とか復讐とかホントお好きですよね。
まぁ、緻密なストーリー展開だったので、それなりに楽しめるドラマだったかな…という感想です。
最終回のラスト15分が全く理解できなくて、2回も見たけどやっぱりよくわからず消化不良ぎみだったのですが、困ったときにいつも参考にさせていただいているブロガーさんの解説を読んでやっと理解できました。
あんな簡単な映像見せられても私みたいな人間にはわからんよ〜。ホント。
全然スッキリしなかったです。
このドラマ、韓ドラお決まりの財閥を舞台にした復讐劇ですが、権力争いや出生の秘密、不倫などの要素は取り入れられているものの、他の復讐ドラマとひと味違っています。
恐ろしいくらい淡々と進みながら、じわじわっとやり込めていく感じ。
20年もの長い年月の間、ずっと復讐のことだけを考えて生きてきたカン・ピルジュがとにかく賢い!
"チョンアの犬"(財閥の尻拭い役)になってひたすら復讐のタイミングを見計らっているのですが、これが驚くほどすごい緻密。
並大抵の努力ではまず無理なんですけど、カン・ピルジュはやり遂げるんですよね。
それだけ"チョンア"という一族経営の財閥に恨みがあるという設定なのですが、ただチョンアを乗っ取ってトップになるのが最終目的ではないというところが、このドラマの見どころです。
オリジナルで全24話、BS版で32話なので、もう少し短くても良かったかなぁと思う内容で、主人公のカン・ピルジュをチャン・ヒョクさんがやってなければとっくに見るのをやめてたかもっていうくらい、全体的に暗いです。
しかも、喜怒哀楽がないストーリーなので伏線の余韻を楽しみたい人にはオススメだけど、ハラハラ・ドキドキが好きな方には物足りないかも。
しかし、裏を返せば、チャン・ヒョクさんが感情を抑えた役なので、表情や仕草で心理描写を読み取るのが面白いかもしれません。
特に、パク・セヨンさん演じるヒロイン・モヒョンに対する思いや、イ・ミスクさん演じるチョン・マルランに対する態度は、セリフと真逆の表情をしていたりするので彼の演技力には驚かされます。
このドラマで一番気になったのが、ピルジュとマルランの危険な匂いのする関係なんですけど、序盤からめちゃめちゃ怪しすぎて混乱させられます。
親子ほどの年齢差設定なのに、ピルジュがマルランを誘惑してるように見えるし、マルランもピルジュに熱を上げているように見えるし、男女の関係があるようにも見えたし、とにかく怪しいんですよ。
しかも、パク・セヨンさんとよりイ・ミスクさんといるチャン・ヒョクさんの方がセクシーでお似合いだったから、余計に混乱してしまいました。
結局、2人の関係がどんなだったかは最後までわからなかったんだけど、マルランがなぜピルジュをあれだけ信頼していたのかの理由は最終回でなんとなくわかりました。
ラストは抽象的だったけど、最後は綺麗にうまくまとめた感じかな?
私には理解できなかったけど。笑
あまりハマれなくて、なんて書いていいかわからずこんな感想になってすみません。
韓国の財閥の内情がよくわかるドラマでした。
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