*2018年6月視聴完了*
あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2018年6月に視聴した「空港に行く道」の感想を紹介したものです。
作品情報
放送
2016年 / KBS / 全16話
演出 : キム・チョルギュ
ファン・ジニ
リミット
空港に行く道
脚本 : イ・スギョン
空港に行く道
出演
キム・ハヌル:チェ・スア役
イ・サンユン:ソ・ドウ役
シン・ソンロク:パク・ジンソク役
チェ・ヨジン:ソン・ミジン役
冒頭あらすじ
愛、夫婦関係、仕事、子育てに悩む30代の男女が繰り広げる大人のヒーリングラブストーリー
ベテランの客室乗務員スア(キム・ハヌル)は、高慢な夫ジンソク(シン・ソンロク)に逆らえず、嫌がる娘を無理やり海外留学させる。その中で、娘のルームメイトの父親であるドウ(イ・サンユン)と連絡をとることになったスアは、次第に、娘が留学でいなくなった寂しさをドウと共有するようになる。そんなある日、ドウの娘が交通事故で亡くなってしまう。娘の訃報を受けても淡々と仕事をこなす妻ヘウォン(チャン・ヒジン)に、ドウは戸惑いを覚える。娘の遺骨を持ち帰ろうと妻に黙って娘の留学先に飛んだドウは、その帰りに偶然スアが乗務する便に乗り合わせる。スアも娘を亡くしたドウが気がかりで、娘たちの留学先に立ち寄り遺品を持ち帰っていた。そして、トラブルにより二人は空港で朝まで一緒に過ごすことになる。他人の娘のことであるにもかかわらず、胸を痛め、そして共に悲しむスアに、ドウは心の安らぎを感じはじめ…
予告編動画
ハマり度・感想
★★★★☆+
このドラマに関しては、最初の設定からすると世間一般でいう不倫ドラマになってしまうわけですが、ドロドロ感もなく見ているうちにいつ間にか癒される不思議なドラマで、私のお気に入りドラマのひとつになりました。
ヒロインを演じるのはキム・ハヌルさん。ちょっと地味めな感じが、ドラマの雰囲気にぴったりで、しっとりとした大人の演技がなかなか良かったと思いました。私が抱くキム・ハヌルさんて、なんかおばさん臭いイメージだったんですけど(すみません。笑)、CAの制服姿を見ているとカッコよくて美しいし、スタイル抜群でタイトスカートが良く似合う!お尻の位置も高い!おばさんなんて言ってすみません、ホント。キム・ハヌルさん演じるスアは、CAの仕事をしながら子育てもしているワーキングマザー。仕事と家事・育児との両立に悩み、夫との意見の食い違いに葛藤する姿には、すごく共感する部分が多かったです。
いろいろと悩みを抱えているところに、私の大好きなイ・サンユンさん演じるドウとの偶然の出会い!!!このドウは、タイプは違うけど「2度目の二十歳」のヒョンソクとちょっとかぶる役だなぁと思いました。スアに静かに寄り添ってあげながらしっかりと見守る王子様役がイ・サンユンさんの優しい雰囲気にぴったりで…てか、この役はこの人以外には無理でしょ!ってくらい適役だったと私は思いました。大人の男の色気満載。旦那と不仲のときに、こんな人が近くにいたら誰でもコロッといくでしょ!?(行かないか。笑)ホント、イ・サンユンさんが素敵すぎました♡
このドラマのいいところは、この2人のそれぞれの事情や身に起きる出来事などが、とても素敵な景色と音楽とともに、巧みな心理描写で美しく仕上がっているところだったと思います。
例えば、ロケ地。文化財の伝統家屋であったり、済州島であったり、世界遺産であったり…心に染みる美しい風景ばかり。
そしてスアとドウの衣装も、優しいアースカラーで統一してあったり、2人が一緒に出てくるシーンは何気に洋服がペアルックだったり…と細部までのこだわりをとても感じました。穏やかなドラマに仕上げるための演出があちらこちらに見受けられました。
物語が2人中心に描かれているので、子供のことを大切に思う姿はありましたが、なんとなく後回しみたいなところがあったり、ドウの仕事のことなど少し曖昧なところはありましたが、全体的には心理描写が巧みに描かれた完成度の高い作品だったと思います。
望まないこと。
触れ合わないこと。
別れないこと。
スアとドウが約束を守りながら互いに癒し癒されながら寄り添うのと共に、美しいセリフのひとつひとつがすさんだ私の心まで癒してくれる、そんなドラマでした。
スアを自分に置き換え現実逃避ができるので、特に疲れた主婦の皆様にオススメです(笑)
mamiお気に入りOST
私はこのOSTで良く癒されています♡
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