*2019年11月視聴完了*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
dTVで配信中の「王の顔」全23話、昨日やっと見終わりました。
数ヶ月前に手をつけたのはいいけど全く進まず苦戦。
リタイヤしようかとも思いましたがソ・イングク見たさだけで完走しました。笑
んー、何もかもが私にはいまいちハマらず、評価低めです。
作品情報
放送
2014~2015年 / KBS / 全23話
演出 : ユン・ソンシク
最高です!スンシンちゃん
花郎<ファラン>
演出:チャ・ヨンフン
朝鮮ガンマン
サメ~愛の黙示録
脚本 : イ・ヒャンヒ
銭の戦争
町の弁護士チョ・ドゥルホ
脚本:ユン・スジョン
天命
出演
ソ・イングク:光海君役
イ・ソンジェ:宣祖役
チョ・ユニ:キム・カヒ役
シン・ソンロク:キム・ドチ役
冒頭あらすじ
真の王の"顔"とは…。庶子出身の王子が〈観相〉を武器に王となる。新たな光海君像を描く、波乱万丈の物語。
1589年。政権闘争が激化し、外敵の侵入が頻発する16世紀末の朝鮮王朝。即位前、観相師から王になってはならない顔だと予言された過去を持つ14代王・宣祖(ソンジョ)は、自分の凶相を補う相の女人を探させる一方、王の相を持って生まれた息子・光海君(クァンヘグン)を嫉妬心から冷遇し、鍼でその相を変えようとしていた。聡明な光海君はその仕打ちに気付いていたが、父を思う心から気付かぬふりをしていた。そんなある日、王宮の書庫に盗賊が侵入する。捕らえた盗賊が口にしたのは、ごく限られた人間しか知らないはずの王家に伝わる観相書、今の王が王の顔ではないと証明するという「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」の名前だった――。
(公式サイトから引用)
予告編動画
<衛星劇場3月>韓国ドラマ ソ・イングク主演「王の顔」予告+解説
ハマり度・感想
★★★☆☆
光海君を扱った時代劇、最近多いですよね。
暴君とされていた光海君ですがこの作品では最後は改革君主となる光海君の姿が描かれていました。
しかしながら、このドラマはストーリーも展開も中途半端でちょっと残念なドラマでした。
出だしはとっても良かったんですよ。宣祖と光海君とカヒの三角関係がどう進展するのかも楽しみでしたし、父と子の対立もとっても興味をそそられましたし。何より光海君が観相師になりすましていろんな人を分析がするのがコメディちっくに描かれていてとても面白かったのです。
しかし、途中からとっても退屈に感じることが多くなってしまったんですね。
これはシン・ソンロク演じるキム・ドチの復讐目的が途中で変わったことでストーリーがブレブレになったことが原因だと思います。
視点がコロコロ変わって途中から本筋が見えなくなり、ラブラインも薄くなるし、父子対決も光海君VSキム・ドチにしても全体的に薄っぺらい感じで、見終わってみると結局何が言いたかったのかよくわからないドラマになってしまったような気がします。
しかも、歴史的事件が結果だけのセリフで演出されていてサスペンス時代劇特有のハラハラドキドキが全然ないから展開が単調で見ていて全然面白くない(´Д` )
聖君でもなく暴君でもない、絶え間なく苦悩する光海君の16年間をたった23話で描くにはちょっと厳しかったよね。って印象です。
"観相"をテーマに、歴代朝鮮の王の観相が書かれた『龍顔秘書』を盛り込んだのは斬新な発想だと思うのですが、これが面白く活かされていたのが前半だけで、中盤からは"観相"エピソードがほとんど出てきません。
前半に重要な役割をしていたベテラン観相師たちが経緯もなくいつの間にか消えて出てこなくなりますし、それに『龍顔秘書』に関しては序盤に出てそれっきり。後半にジャーンって感じでまた出てきたけど、物語の軸になるほどの重要な役割をしているとは思えませんでした。
登場人物については、もうね、キム・ドチが暴走しすぎでうんざり。
しかも極悪犯なのに簡単に脱獄して6年間も行方不明とかあり得なさすぎて脚本に突っ込みどころ満載だし。
かと言ってシン・ソンロクの魅力が炸裂しているかといえばそうでもないという。笑
そして、光海君、宣祖、キム・ドチが愛してしまうチョ・ユニ演じるカヒが魅力的に見えなかったのよ。何が良くてみんなカヒに惹かれちゃったんだろ?みたいな感じ。
カヒというよりチョ・ユニに華がないんでしょうね。嫌いな女優さんじゃないんだけど、そう言えばこの人のラブに萌えたことがないわ、私( ̄◇ ̄;)
しかもカヒのモデルってあの悪女で有名なキム・ゲシなんですよ。せっかくならば、そこに焦点を充てて純愛ラブストーリーとして描いてくれていたら「チャン・オクチョン 」みたいな素敵なドラマになっていたんじゃないのかしら?
宣祖役のイ・ソンジェさんは、悪役やるととことん嫌な人に見えるし、いい人役やるととっても魅力的に見える不思議な俳優さんなんですよね。今回はめっちゃ嫌なただのエロいオヤジだったので感情移入できず…笑
キャラが魅力的だったのは光海君役のソ・イングクだけでした。
頑張っても頑張っても報われず、愛する人とも結ばれない可哀想な光海君でしたけど、表情だけで苦悩と切なさが伝わってくるのはさすがでした。
ソ・イングクの時代劇お初でしたが、なかなかハマっていて素敵でしたし、貴重なお髭姿も見ることができてそれだけでも収穫ありでした♡
そんなこんなで脚本と演出だけだと2★ですがソ・イングクが頑張っていたのでおまけで3★です。
mamiオススメOST
OSTはどれもとっても良かったので全部貼り付けておきまーす♡