*2017年10月視聴完了*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
演出・脚本が「君の声が聞こえる」と同じなので、テーマがなんとなく似ていますが、胸キュンシーンはこちらの方が多いかも。
イ・ジョンソクくんの魅力が溢れたドラマでした。
*2019年10月1日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年2月8日に再度公開しました。
作品情報
放送
2014年〜2015年 / SBS / 全20話
演出 : チョ・スウォン
清潭洞〈チョンダムドン〉アリス
カプトンイ
君の声が聞こえる
ピノキオ
君を愛した時間
コ・ホ、星が輝く夜に
30だけど17です
脚本 : パク・ヘリョン
彼女がラブハンター
ドリームハイ
君の声が聞こえる
ピノキオ
あなたが眠っている間に
キャスト
イ・ジョンソク : チェ・ダルポ役 / キ・ハミョン役
パク・シネ : チェ・イナ役
キム・ヨングァン : ソ・ボムジョ役
イ・ユビ : ユン・ユレ役
ユン・ギュンサン : キ・ジェミョン役
冒頭あらすじ
嘘の人生でもいい、それは彼女のそばにいるための言い訳だった。「ピノキオ症候群」のヒロインと自分を偽りながら生きてきた青年のピュアラブストーリー
歪曲報道により父に汚名を着せられ、家族も失った少年ハミョン。ある島に流れ着いた彼は老人ゴンピルに拾われ、彼の息子ダルポとして生きる道を選ぶ。一方、離婚した父とともに祖父ゴンピルのもとにやってきた少女イナは、そこで“同い年の伯父”ダルポに出会い、一緒に暮らすことに。13年後、密かにイナを想い続けるダルポは、放送記者を夢みるも嘘をつけない「ピノキオ症候群」という理由で試験に落ち続けるイナのため、一緒に放送記者を目指すことを決意する。紆余曲折の末、ダルポとイナはそれぞれライバル局の記者となるが、イナの母チャオクこそ、彼の家族を崩壊させた記者だった。さらに、ダルポは生き別れになっていた実兄と再会し…。
ハマり度・感想
★★★★☆+
「君の声が聞こえる」と同じ監督&脚本家で作られた作品。タイトルのイメージとイ・ジョンソク君とパク・シネちゃんコンビだから、てっきり明るいただのラブコメかと思って、かる〜い気持ちで蓋を開けたら、なんとメインテーマが《深刻な社会問題》でした。そこにラブラインが加わった感じでしょうか。
タイトルの「ピノキオ」は、ヒロインのイナ(パク・シネ)が患っている嘘をつけばしゃっくりをする架空の病気「ピノキオ症候群」から付けられたと思うのですが、ストーリーはどちらかというと嘘で固められ間違った報道がきっかけで辛い過去を背負ったハミョン(イ・ジョンソク)の生き様や成長に焦点を当てています。生き別れた家族との再会や、復讐など、社会問題を軸に作品が仕上がっているところは、「君の声が聞こえる」のテーマと似ているかもしれません。ピノキオ症候群のインパクトはいまいちでしたけど、いろいろと考えされられる奥の深いドラマでした。
テンポもよく、OSTもいい、イ・ジョンソク君とパク・シネちゃんのラブシーンは毎回胸キュンさせられるくらい上質な仕上がりで、キスシーンなんてホントに最高です。
とっても評判のいいドラマですし、私自身もすっかりハマって見ていたのですが、なぜ4★+にしたのか…それはただ1つ。最終回で、ハミョンの生き別れたお兄ちゃん(ユン・ギュンサン)の存在感がなさすぎたから!!!あの流れで、なんでこうなるの?おにーちゃーーーん!!!どこへ!?となっちゃったんですよね。詳しいことはネタバレになるので書くのをやめておきますが、もう消化不良状態です。
恐らくイナとダルポ視点で見ていたら、こんな感情は沸き起こらなかったはずなんですけど、このお兄ちゃん、生き様にすごいインパクトがあって、ストーリー展開にはかかせない重要な役なんですよ。しかもユン・ギュンサン君の見事な演技に引き込まれていた私は、ここに視点を置いて見ていたんですよね。だから、見終わったあとはなんとも言えないモヤモヤっとした感情だけが残りました。
それ以外は、ホントにとっても良い作品。キャストの方々の演技力も抜群だし、胸キュンポイントもたくさん。
「君の声が聞こえる」ほどではなかったけど、素敵な作品だったのは間違いないです。
mamiお気に入りOST
明るくテンポいいこのOSTがお気に入り♡