韓国ドラマ「善徳女王」感想 / イ・ヨウォン主演　2人の女の王座を巡った熾烈な戦いを描く国民的時代劇

＊2018年12月視聴完了＊

あんにょん♡韓ドラまみれのmamiです。

この記事は、2018年12月に視聴した「善徳女王」の感想を紹介したものです。

作品情報
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ハマり度・感想
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作品情報

放送

2009年 / MBC / 全62話

演出 : キム・グンホン

朱蒙（助監督）

演出：パク・ホンギュン

ニューハート

善徳女王

最高の愛

どれだけ好きなの

幸せのレシピ

花遊記

脚本 : キム・ヨンヒョン

宮廷女官　チャングムの誓い

ソドンヨ

善徳女王

根の深い木

六龍が飛ぶ

脚本：パク・サンヨン

善徳女王

根の深い木

六龍が飛ぶ

出演

イ・ヨウォン：トンマン（善徳女王）役

コ・ヒョンジョン：ミシル役

パク・イェジン：チョンミョン王女

オム・テウン：キム・ユシン役

キム・ナムギル：ピダム役

ユ・スンホ：キム・チュンチュ役

冒頭あらすじ

朝鮮史上初の女王で、新羅第27代の王・善徳女王(トンマン)が歩む波乱万丈の生涯を描いた正統派時代劇。

７世紀の新羅。美貌と色仕掛けで王や花郎(ファラン)を操る稀代の妖婦・ミシルは、新羅第24代・チンフン王の死後、その権力をさらに増大させていた。そして、ついには王妃として絶対的な力を手に入れようと、チンフン王の孫であるチンピョンを王位に就かせ、意のままに操ろうと試みる。しかし、チンピョンの妻・マヤの腹には既に子供が宿っていた！　自らが王妃の席に座るため、マヤを殺そうと試みるミシル。しかしマヤは生き残り、無事に元気な双子の姉妹を出産するが…。
　生まれながらに過酷な宿命を背負った姉妹。一人は姫として、もう一人は自らの出生の真実も知らない一般市民として。運命のもとにたぐり寄せられる二人と、絶対的な権力を持つミシルとの、壮絶な戦いが始まる…。

イントロダクション | 善徳女王 | BSフジ

予告編動画

【公式】「善徳女王」予告編

ハマり度・感想

★★★★★

この作品はヒロイン・トンマンが善徳女王になる物語と同時に、王室を裏で操る側室ミシルとの対決の物語。正統派時代劇というだけあって、映像が美しいのと、エンタメ性が高く、キャストそれぞれに華があり、個性際立つキャラ設定と演技力。長いのに展開に中だるみがなく次から次へと見てしまうテンポの良さ。そして全62話、全てが面白い。私の中でパーフェクトなドラマでした。

主役トンマン役はイ・ヨウォンさん。有名な「馬医」のヒロイン役をされていた女優さんです。前半は、コ・ヒョンジョンさんのインパクトが強すぎてイ・ヨウォンさんのイメージが薄いです（笑）

コ・ヒョンジンさん演じる裏の主役ミシルも実在した人物で歴代王妃を輩出した家系出身で、秀でた美貌と知性を兼ね備え、”花朗”の統治者として権力を握っていたそうです。そしてドラマ同様、数多くの男性を虜にしていました。その中には第24.25.26代の王様も入っているというから恐ろしさを隠せません(笑) このミシル役をコ・ヒョンジョンさんが演じていますが、圧倒的な存在感でドラマをかなり盛り上げています。ミシル役がこの人でなかったら、たぶん「善徳女王」という物語はここまでヒットしなかったと誰もが思っているはず。私は、この作品で初めてコ・ヒョンジョンさんを知ったのですが、とても神秘的で魔性の女？妖女？がピッタリの女優さんのように感じました。

ミシルについてひとつだけ気になったのが、物語の最初からミシルが亡くなるまで、全く歳をとっていないこと。みんな白髪とか生えて老けた役作りをしているのに、ミシルだけはずっとそのまんま！ちょっとこれには違和感を感じましたが、これってミシルの美貌が普通じゃないっていうことをわざと表現してるのにかなぁと勝手に想像してみたり…。そこだけがちょっと気になりました。いくら美人でもねぇ。笑

そして、この作品と言えばこの人。キム・ナムギル演じるピダムの存在。このピダムも実在した人物です。善徳女王に仕えていた貴族だったようで、善徳女王が王位に就いていた647年に謀反を起こしています。史実は変えられないので、物語の中でも出てくるのですが、そこに善徳女王とのラブストーリーが絡めてあってもう泣ける泣ける。ピダムの生い立ちってかなり複雑で、演技も難しかったと思うのですが、キム・ナムギルは無邪気な子供のような笑顔から怒り狂った姿までを見事に演じていました。目つきひとつで全く違う感情が現わせる天才役者だと思います。そして何よりカッコいい！顔面偏差値が高い！私の心はすっかりキム・ナムギルに奪われ、最終回を迎えたあとしばらくは廃人になりました（笑）

主役の善徳女王のことについてほとんど触れていない所感になってしまいましたが(笑)、とにかく62話を長く感じさせない作品なんて滅多にないし、展開の早さとテンポの良さでどんどん引き込まれていくので、気付いたら最終回になっていること間違いなしです！韓国史劇が初めての方や苦手な方の入り口には最適な作品だと思いますので、まだの方、ぜひご覧になってみてください♡