*2018年9月視聴完了*
アンニョン♪ 韓ドラまみれのmamiです。
この記事は、2018年9月に視聴した「優しい男」の感想を紹介したものです。
作品情報
放送
2012年 / KBS / 全20話
演出 : キム・ジンウォン
ロマンスタウン
普通の愛
本当に良い時代
君を憶えてる
ただ愛する仲
私の国
脚本 : イ・ギョンヒ
サンドゥ、学校へ行こう
ごめん、愛してる
このろくでないの愛
クリスマスに雪は降るの?
恋する情報国家
本当に良い時代
むやみに切なく
チョコレート
出演
ソン・ジュンギ : カン・マル役
ムン・チェウォン : ソ・ウンギ役
パク・シヨン : ハン・ジェヒ役
イ・グァンス : パク・チェギル役
冒頭あらすじ
この愛の終着点は、天国か地獄か…?すべては彼から始まった。愛ゆえに騙し合う嘘つきたちの激しく狂おしい究極のラブストーリー。
貧しくも優秀な医大生のカン・マル(ソン・ジュンギ)は、似た境遇で育った記者見習いの恋人ジェヒ(パク・シヨン)を愛し、支え続けている。だが、ある日ジェヒが誤って人を殺してしまい、マルは夢を諦めきれない彼女に代わり、刑を受けることに。6年後、出所したマルは妹の治療費を稼ぐため、女を騙して金をまくしあげるツバメとして暮らしていた。そんな中、マルは機内で倒れたテサングループ会長の娘ソ・ウンギ(ムン・チェウォン)を助け、会長の愛人となっていたジェヒと再会する。自分の身を守るため酷い仕打ちをするジェヒに衝撃を受けたマルは復讐を決意し、ウンギを利用しようと近づく。そうとは知らずウンギはマルを愛するようになり、ウンギとジェヒ、マルの3人は複雑な緊張関係に発展していく。(公式サイトから引用)
予告編動画
ハマり度・感想
★★★☆☆
中毒者続出のドラマだったそうですが、私にはサッパリ響きませんでした。全然、ハマれなかった…と言っても、面白くなかったわけでもないんですけど。このドラマが好きな方、すみません。
登場人物のキャラはしっかりしていたと思うのですが、私は主人公マルを演じたソン・ジュンギに感情移入できなかった…ここに尽きると思います。自分のすべてを差し出すほど愛に狂った暴走系ラブストーリーの主人公を演じるにはちょっとソフトすぎて、私にはマルが復讐に燃えた男には見えなかったのです(´Д` )
でも、やたらと度アップで映るシーンが多くて、彼の整った顔と肌の美しさだけはとっても伝わってきました。あまりの美しさに気を取られてしまってストーリーに入り込めなかった自分がいます(笑)正直、ムン・チェウォンより美しかったと思います。甘いマスクのイケメンなのに、それが生かされてなかったのがただただ残念でした。
そしてストーリーも激しいジェットコースター並みにこれでもか!っていうくらい次々といろんな出来事が起こるわけですが、「なんでこんなことするの?」ってことばかりで、メインキャストの3人の行動や心理が全く伝わってこず、もはや理解不能レベル(´Д` )
一番は、マルがあんなに愛したジェヒより、ウンギに気持ちが傾いた点がいまいち伝わってこなかったこと。私の感性の問題なのかもしれませんけど…
まぁこれが、ジェヒだけを愛する設定だと物語は成り立たないから仕方ないですけど、それにしてもウンギが記憶を取り戻す過程も長くて、見ていて途中から何が目的だったのかさっぱりわからなくなってしいました。
そんな状態でずっと誰にも感情移入できないまま視聴。20話しかなかったのに長く感じてしまい残念でした。
ちなみにラストですが、作家のイ・ギョンヒさんの作品だと、えーーー!!!みたいなエンディングが多いけど、このドラマはいい意味で「愛に狂った」感じ(特にマル)に仕上がっていて良かったのではないかなぁと思います。
このドラマを通して学んだのは、お人好しと優しさは違うということ。
マルにハマることができれば、絶対に楽しめるドラマだと思います。